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スペルバウンド

変な夢を見ました。
後ろから抱きしめられているのですが、良い感じに抱きしめられていると言うよりは、私には身動きができない、拘束されているという感じでとても苦しくて、私は離して離してともがいていました。

別のシーンでは、どうやら誰かと話しています。
そして、その人にカードリーディングで1回2回くらいの事ならそれ程気にかけなくても何度も多くの方から同じようなことを言われると、だんだんそうかもしれないなって思うようになってきて、そう思うようになると、またさらにシンクロも増えてくると言うような話をしている時に目が覚めたのですが、実際にベッドの中で喋っていた気がします。

夢に注目して、夢日記をつけると良いという事を何度も聞いたので、目が覚めた時に夢を覚えている時は書くようにしています。起きた瞬間は覚えていても、
書こうとすると、もう忘れてしまっていて書けないことも多いです。
寝ている間は四次元世界にいて、いろんな事をしていたり、メッセージを受け取ったりしているという事を聞いたので、へー そんな事もあるんだなあって思って試しています。

この時の夢は覚えていたので、夜中に部屋の外でナイトライトの下でノートに書きました。それをまた朝になってから見直してみた時、スペルバウンドみたいだなあ〜って思いました。
スペルバウンドという言葉は、ずーっと前に読んだ本の中で出てきました。



A Discovery Of Witches という本のシリーズで三部作になっています。
この本はドラマ化もされています。ドラマも見ましたが、ドラマは結構サクサクと話が進んでいく感じでした。本を先に読んでいたので本の方が良かったという印象もありましたが、本を読んでから随分立った後で細かい所はもう忘れてしまっていたので、ドラマはドラマで楽しめたかなとも思います。
今見たところ、本は日本語訳されていてタイトルは魔女の目覚め、魔女の契り、魔女の血族と言うタイトルでした。

設定として人間とバンパイヤーとディーモンと魔女が共存している世界での話です。アマゾンの紹介文はこんな感じでした。

【その本は図書館の奥でひっそりと眠っていた。彼女を待ちわびるように…。イェール大学の若き歴史学教授ダイアナは、錬金術の研究中にオックスフォードのボドリアン図書館で一冊の写本を手にする。褪せた金箔が放つ虹色のきらめき、鼻をつく不思議なにおい。それは彼女に何かを語りかけているように見えた。由緒ある魔女の家系に生まれながら魔法を否定して生きてきたダイアナはすぐに本を返却するが、やがて周囲で奇妙な事が起きはじめる。すべてはあの写本が原因なのか?ダイアナはオックスフォードの教授で天才科学者と名高いヴァンパイアのマシューと共に壮大な謎に取り込まれてゆくが―。】

万が一この本に興味があって読みたいと言う方には少しネタバレになる話をします。

この主人公のダイアナは魔女の家系で、ダイアナもその強い能力を持って生まれて来ていたのですが、色々な状況から両親は危機感を感じていたために、自分の娘を守る為にスペルバウンドをし、その力をわざと封じ込めて、本人が本当に必要になった時に、それが解けるようにしていました。その後まだダイアナが小さい時に両親は仲間である魔女に殺されてしまいます。その後ダイアナはスペルバウンドされていた為に魔女としての力はなく、普通の人間として生活していたのですが、ある時から変わっていって、恋人となるバンパイヤーとも出会うべきして出会い、本当のことを知っていくという話です。

この本に出てきたスペルバウンドという言葉を夢から思い出しました。
魔法が使えるかどうかと言うことでは無く、多くの人がスペルバウンドされているような状態になっているんじゃないかなと思いました。
自分では気がついていない場合でも、本当の自分の事を抑える事に慣れすぎているために、自分の持つ可能性が発揮されていない事が多いんじゃないかなって。
特に日本は世間の常識とかに厳しいと思うし、なんせ飛び出ると叩かれるという文化です。それが良いように働く場合もありますが、悪く働く時もあります。

今までカードリーディングの中で、出る杭になって叩かれた嫌な思いがあるから、出ないようにしようとしているという人は、もう思いっきり出てしまった方がいいですよって言う感じの事を何回も聞きました。
自分の好きな事をして輝いている人は、輝いている為に自然と目立ちやすく、
人からやっかみや嫉妬を受けやすく叩かれやすい。なので自然と生きていく知恵として自分を抑えて周りに合わしていくという事をする事が多い。
だけど、変に抑えて周りに合わそうとしていると余計に良くない。
もう思いっきり出てしまった方が、前に叩こうとしていた人達からは手が届かない、または目に止まらなくなるし、もし叩いても、叩いた人の手が痛いだけで、叩かれた方はどうって事なくなる。
というような話なんですが、これからの時代はもう突き出てしまった方が良いという事でした。


自分でかけた、または社会的にかけられていたスペルバウンドを外す時が来たのかもしれません。
自分で作っていた境界線を外すという事でもあるのかもしれません。
何度も境界線という意味のカードが出ていていて、境界線を作るという方で見ていましたが、今はこれも二つの意味があるように思います。
人との境界線を自分からきちんと引くという事と、自分が自分に対して作ってしまっている境界線は取ってしまうという両方の意味なのかもしれません。


スペルバウンドにも2つの面があると思います。縛るという事と守るという事。
今まではこうすることで自分のことを守って来てくれたと言う事もあると思うんです。時代を間違っていたら魔女狩りに遭っていたかもしれません。

何事にもタイミングというものがあるとしたら、今、これからが多くの人にとっていいタイミングになるのかもしれません。
縛り付けていたものから自由になれたら、本来の輝きを取り戻せるんじゃないかなと思います。

今ふとカードを引きたくなって、Blue Angel Oracleで一枚引いてみました。
出てきたのはこのカードです。

24, Guidance -Inner Light
Become aware of your inner light and allow it to guide you.
Do not agree to or settle for anything that does not feel right to you.
Others may believe they know what is best for you and may genuinely have your best interests in mind, but in reality, only you know what is best.
Choose what you love and what feels nurturing, exciting, fresh, and alive to you.

自分の内なる光に気づき、それに導かれてください。自分にとって正しくないと感じたことには同意したり妥協したりしないでください。他の人は、自分にとって何が最善かを知っており、心からあなたの利益を考えていると信じているかもしれませんが、実際には、何が最善であるかを知っているのはあなただけです。あなたが愛するもの、そしてあなたにとって育成、刺激的、新鮮で生き生きと感じられるものを選択してください。

大天使ミカエルからのメッセージです。


タイトルの写真は、スコットランドの公園/森のような所を散歩してた時に見かけた木なんだけど、他の木が絡みついていて、出来ることなら剥がしてあげたくなるような木でした。
スペルバウンドというタイトルで写真はどうしようかなと考えていた時に、この苦しそうな木のことを思い出しました。
見ているだけで喉がギューっと締め付けられて苦しい気持ちになります。

私がそう感じるのは私自身が自分に対してそう感じているからだったりして?
もしかしたら他の人には全く苦しそうには見えないのかもしれませんね。

追記
後日私の母がこのnote を見てくれて、感想を聴かせてくれたのですが、母にはこの木はお互い共存し合って守っているように見えたらしいです。
見る人によって感じ方は全然違うんですよね。面白いです。
私はその時の気分で動きたいので、予定がいっぱい入っているのは嫌いなくらいな自由人なので、少しの制限でも苦しいと感じてしまうのかもしれません。









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