島田第二中学校音楽鑑賞会
2023年6月27日
私の愛する母校、島田第二中学校の音楽鑑賞会で歌わせて頂く事ができた。第四小学校で歌えた事もこの上ない光栄な事だったけど、島二中で歌うという事は私にとって特別感が違った。
私は、島二中という大きな家を巣立って社会に出させてもらったというような感覚があった。中学で担任の先生にも、部活の顧問の先生にもたくさん愛情をもらったし、愛っていつまでも心に残るもので、今でも思い出すとあったかい！
そんな感慨深い場所で歌わせて頂いたあの日の気持ちと思いを、改めて残しておこうと思う。
あの日本当に伝えたかったこと
最初に島二中音楽鑑賞会で一番伝えたかった事を先に書いておこうと思う。それは【貴方が生きたい人生を歩んでいいんだよ】【ありのままでそのままでいいんだよ】という事だ。
もし「あの頃の私がこの会場にいたら」と思いながらあの日は歌っていた。
合唱部と歌えた『Life is yours』
合唱部とコラボして歌えるなんて、しかも自分の曲を歌ってもらえるなんて、本当に夢が叶った瞬間だった。
卒業してからもずっと合唱が好きで、高校1年くらいの時に当時の部の同級生たちで小さなコンクールに出させてもらったり、去年もNコンの決勝を見にいったりして、本当に合唱が大好き。卒業して18年も経つのに、年に数回合唱部のLINEグループでは会話が飛び交う。
これまでずっと「いつか合唱曲を作りたい」「合唱に関わったお仕事がしたい」と思っていたけれど、まさか母校で叶うなんて夢にも思っていなかった。描いていた事が実現するってこんな感覚なのかと、感慨深く幸せな瞬間だった。
大会への練習で忙しい中先生も部員の皆さんも引き受けてくださり、本当にありがとうございました。ライブをさせてくださった島田第二中学校の職員や生徒の皆様も、本当にありがとうございます。このご縁をくださった池谷英人先生には感謝しきれません。
元々この曲は大人数で歌う合唱やゴスペルをイメージして作っていたけど、メッセージも含め、合唱部とコラボするならやはりこの曲しかないと思っていた。島二中の皆に伝えたいメッセージはこの曲に詰まっていたと思う。
歌詞はこちらです＊
みんなそれぞれいろんなものを抱えていて、毎日が楽しくて仕方ないという人もいれば、学校やプライベートが辛かったり、家庭や親との悩みあってしんどかったりする人もいると思う。私は中学生の時、親との関係にすごく悩んでいた中学生だった。
私の家は母子家庭で、休む間もなく昼も夜も働く母に、いつももっと私の話を聞いてほしい。愛されたい。と思いすれ違っていた。素直に伝える術も知らず、鬱憤を母に投げつけていた。そんな中学時代の様子は母へ書いた「ありがとう」という曲に少し綴っている。
この曲で恥ずかしながらも赤裸々に歌っているように、母と衝突しながらも毎晩ひとりでいた夜の寂しさは、いつも音楽や友達が埋めてくれた。
Familyという曲を18歳で書いた頃は「家族愛」という言葉を本気で綺麗事だと思っていて、Family＝友達というイメージで書いた。母との様々な歴史を経て、「ありがとう」という曲を書ける25歳(当時)になれてよかった。
これこそインスタグラムにも書いた、人生に起きた様々な経験の伏線が繋がった一コマだと感じる。喜びも悲しみも悔しさも痛みも、いつか未来のどこかで全てが学びだったっと思える日が来るのだ。
愛されたいと思った経験があったからこそ、孤独だと感じる経験があったからこそ、Lydiaが本名の自分を抱きしめたり、鼓舞するようにして曲を作り始めた。
大人になって昔よりも愛が何なのか少しずつ見えてきた今、もし親との関係や愛情に悩む人がひとりでもいたら「ありのままで、そのままで愛しているよ」ともっと伝えていきたい。泣いたって笑ったって、何度失敗したって、私たちは未完全でありながらそのままで美しい！
あなたを愛してくれている人、大切に思ってくれている人たちは、あなたが幸せになる為に選んだ選択を心から応援したいときっと思ってくれています。そうあの頃感じさせてくれた先生たちに出会えた島田第二中学校での日々が、今でもかけがえのない宝物です。
合唱に出会えた事も、部活であんなに一生懸命になれた事も私の人生の財産です。
歌わせてくれて本当にありがとう！
みんなの人生が愛で満たされますように。
心から愛しているよ〜！
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