書評 追跡 税金のゆくえ~ブラックボックスを暴く

リュディアです。追跡 税金のゆくえ~ブラックボックスを暴くを読みましたので感想です。

なかなか取材力が必要であったろう、と思われる書籍です。読んでいて気分が悪くなるくらい、日本の税制システムの問題点や中抜きの様子が指摘されています。考えさせられたのは日本=自民党の補助金は基本的に団体への交付で、そこから末端に向けてばらまかれるが届かないという指摘。コロナ禍での一律10万円は各自に届きましたけど、確かにコロナ禍の病院補助や飲食店補助も間に何か噛んでますね。慣れてしまっていて気づかなかったです。

別途、明石市の市長をされていた泉さんが言われていましたが、明石市では子供の口座に手当が入金されるようです。基本は市長と市民のやりとりで、間に複雑な組織を噛ませないことが重要と言われていました。同じなんでしょうね。

文章に癖があるのと論理の展開が荒くたいですが面白い本でした。

では、ごきげんよう。

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