登録日本語教員試験対策 誤用#2
リュディアです。引き続き誤用について見てみます。今回は調音法(音の出し方)に関わる誤用について見てみます。
調音法も覚えることが多いですね。私も摩擦音、破擦音、破裂音、鼻音、弾き音、半鼻音の6つがやっと頭に入ってきました。では、ま、ばの誤用からいきましょう。ま、ばはいずれも有声の両唇で出す音で、破裂音か鼻音かが異なります。
にばい(二倍)とにまい(二枚)
なかば(半ば)となかま(仲間)
次にだ、な、らの誤用です。だ、なら、らはいずれも有声の歯茎で出す音で、破裂音、鼻音、半鼻音かが異なります。
らいねん(来年)がだいねん、ないねん
なまえ(名前)がだまえ、らまえ
かいだん(階段)がかいなん、かいらん
次につ、トゥ、スの誤用です。
つくえ(机)がトゥクエ、すくえ
つかれた(疲れた)がトゥかれた、すかれた
いつもがいトゥも、いすも
前回の拍に関する誤用よりは、特定の言語を使う人が誤る可能性が高そうな誤用だと感じました。
では、ごきげんよう。