カーボンニュートラルと再生可能エネルギー #2
リュディアです。引き続きカーボンニュートラルと再生可能エネルギーについてまとめていきます。
カーボンニュートラルと再生可能エネルギー についてのまとめへのリンクをまとめておきます。
今回は再生可能エネルギーとは何なのか見ていきましょう。具体例として太陽光発電が頭に浮かぶ方も多いと思います。日本ではエネルギー供給事業者による非化石エネルギー源の利用および化石エネルギー原料の有効な利用の促進に関する法律および同施行令で再生可能エネルギーの定義および具体的な種類が規定されています。法律の詳細は以下のリンクを参考にしてください。
第2条第3項に再生可能エネルギー源の定義があります。以下にペーストします。
この法律で「再生可能エネルギー源」とは、太陽光、風力その他非化石エネルギー源のうち、エネルギー源として永続的に利用することができると認められるものとして政令で定めるものをいう
またエネルギー供給事業者による非化石エネルギー源の利用及び化石エネルギー原料の有効な利用の促進に関する法律施行令に以下の具体例が書かれています。
一 太陽光
二 風力
三 水力
四 地熱
五 太陽熱
六 大気中の熱その他の自然界に存する熱(前二号に掲げるものを除く。)
七 バイオマス(動植物に由来する有機物であってエネルギー源として利用することができるもの(法第二条第二項に規定する化石燃料を除く。)をいう。)
太陽光はもっとも身近な再生可能エネルギー源の1つですね。最近、東京都で新築一戸建てに太陽光発電パネルの設置義務化の条例を制定する動きがあるという報道が話題になりました。
そもそも何が問題で再生可能エネルギー源へのシフトが進もうとしているのか見てみましょう。元々は温室効果ガスの濃度が高まることによる地球の表面温度の上昇を抑えることが目的です。この温室効果ガスが一定の濃度であるうちは地球表面付近の温度が一定範囲に保たれ生物にとって生活しやすい環境が維持されているとされていました。しかし今日の温室効果ガスの濃度の高まりにより地球温暖化が進んでいるとされています。
温室効果ガスが原因で地球の表面温度が上昇し地球温暖化が進んでいるとすると、温室効果ガスを削減する必要があります。そのためにカーボンニュートラルという考え方が導入されています。カーボンニュートラルを実現するには再生可能エネルギーの利用が手っ取り早いということもあって積極的に導入しようとしています。
次回から再生可能エネルギーの内訳をデータとして見ていきたいと思います。
カーボンニュートラルと再生可能エネルギー に関するまとめの続きは以下からどうぞ。
では、ごきげんよう。