e-Tax利用状況について
リュディアです。令和3年度における e-Tax の利用状況等についてというページがあります。
皆さんは e-Taxを使っていますか?私は勤め人なので年末調整で会社が処理をしてくれるのですが、医療費の還付申告、ふるさと納税の申請を確定申告で行う必要があり、そのときにe-Taxを利用しています。まずe-Taxとは何でしょうか?国税庁のページに次のような説明がありました。
e-Tax(国税電子申告・納税システム)とは、所得税、消費税、贈与税、印紙税、酒税などの申告や法定調書の提出、届出や 申請などの各種手続をインターネットを通じて行うことができるものです。
どうも税金のキャッシュレス納付と混ざっているような記事も見かけますが、e-Tax自体は今まで税務署に出向いていた処理をインターネットを通じて行えるようにするシステムのことです。インターネットを使って税金の処理を行い、結果として税金の納付をキャッシュレスで行うことはありますが、現金で行って問題ありません。ここは混ざってしまわないようにしてください。重要なところです。
ではまず e-Taxによる手続きがどれくらいの比率で行われているのか見てみましょう。法人税は e-Taxでの納付が 87.9%になっています。提出書類も多いでしょうし企業は間接部門を削減するための取り組みは積極的ですからね。次のグラフを見てもわかるように、5年前ですでに75%を超えているのですね。
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次に個人や個人事業主が扱う所得税です。こちらはやっと 50%を超えた、という感じですね。相続税はまだまだです。相続税は相続される側の年齢が高いこともあって、余計にe-Taxを使わないのかもしれないですね。
あと、私が思うにe-Taxでスマートフォンが使えるようになったことで、今後、e-Tax利用率が加速するのではと思っています。当初は マイナンバーカードを読み取らせるために、非接触ICカードリーダーが必要でした。私はソニーのPaSoRiを使っていました。
一時期、PaSoRiが品切れになって、フリマなどに高額出品されていたような時期もありましたが、スマートフォンの中にも非接触ICカードを読む機能があるのでスマートフォンも対応可能になりました。これでいろいろと敷居が低くなったと思います。
もし確定申告のために税務署に行かれている方は、一度 e-Taxを使ってみてください。すごい便利ですよ。行列もありませんし。
では、ごきげんよう。