書評 データサイエンスが解く邪馬台国 北部九州説はゆるがない

リュディアです。データサイエンスが解く邪馬台国 北部九州説はゆるがない を読みましたので感想です。

考古学において統計的な手法をとることはまだ少ないのですかね。仮説検定を行われている感じです。計量文献学と言われる方法に近いのですかね?

ただ私が考古学に疎いので元データがどの程度、一般的に中立なデータとして利用可能なのか判断がつかないので正直なところ微妙な内容でした。

この書籍を読んでいるだけだと、自分の信じたい学説、つまり邪馬台国が北部九州にあったという事実に合致しやすいデータを選んでいるのではないかという気分になったためです。またいわゆるデータ屋が想像するデータサイエンスとは異なる印象を持ちました。

ご自身も邪馬台国の会を主催されているようです。意地悪かもしれませんが、どうしても元官僚の定年後の趣味という感じがしてしまいました。

では、ごきげんよう。


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