Python 条件分岐 #1
株式会社リュディアです。今回は Python の条件分岐についてまとめています。
Python の条件分岐は if, elif, else で実装します。他の言語にある case 文はありません。では例を見ていきましょう。変数 a が 0 かどうかで条件分岐する例です。
a = 0
if a == 0:
print('zero')
else:
print('non zero')
>> zero
まず最初に if の行や else の行の末尾には : をつけるのを忘れないようにしてください。また Python では制御構造を示すためにインデントを利用します。インデントとは字下げのことです。if の条件文の中で動作する print('zero') がインデントを持っています。ここでは 4つのスペースを使っています。Python はインデントの深さで制御構造を判断しているので、例えば以下のような記述はエラーになります。
a = 0
if a == 0:
print('zero')
print('zero-2') # インデントがおかしいため制御構造を理解できない
else:
print('non zero')
>> File "<ipython-input-3-778cda8ff705>", line 4
>> print('zero-2')
>> ^
>> IndentationError: unexpected indent
次の例は同じ if 文の例ですが条件にカッコをつけています。文法としては問題無いのですが Python ではカッコをつけないで記述するスタイルが一般的です。
a = 0
if (a == 0):
print('zero')
else:
print('non zero')
>> zero
次に elif を使った複数の条件分岐です。else if でも elseif でもなく elif であることに注意してください。
a = 2
if a == 0:
print('zero')
elif a == 2:
print('two')
else:
print('non zero or two')
>> two
今回は if, elif, else を使った条件分岐についてまとめてみました。
条件分岐に関するまとめの続きは以下からどうぞ。
では、ごきげんよう。