書評 黒牢城
リュディアです。黒牢城 を読みましたので感想です。
発売から時間がたってしまいましたが、賞レース総なめの書籍になりました。以下、出版社が準備した特設サイトです。
166回 直木賞
12回 山田風太郎賞
この2つの受賞だけでもすごいですが、さらに四大ミステリランキング完全制覇とのことです。四大ミステリランキングとは以下のことらしいです。
「ミステリが読みたい!2022年版」
週刊文春ミステリーベスト 10
「このミステリーがすごい! 2022年版」
「2022 本格ミステリ・ベスト 10」
時代物なので最初は言葉の問題もあり読み進めるのに時間がかかりましたが、慣れてくれば問題なしです。ミステリーなので内容は書きませんが、この書籍はラスト 20% を盛り上げるために最初の 80% はわざと地味に、しかもダラダラと書いていたのか、と思うような内容でした。もしかしたら途中で投げ出している人もいるのかも、と不安になりましたが、もし投げ出した方はもう一回読んでみてください。またこれから読む方は前半で少しだれるかもしれないですが、伏線につながる記述も多数ちりばめられているので丁寧に読んでみてください。
さすがに賞レース総なめ、脱帽です。
では、ごきげんよう。