登録日本語教員対策 技能実習制度と特定技能制度

リュディアです。登録日本語教員試験の勉強を進めています。自分なりにまとめた情報を公開していきますのでお役に立つようでしたらご利用ください。今回は技能実習制度と特定技能制度の沿革についてまとめます。参考した資料はこちらです。

この資料を参考にしつつ、自部なりに手を加えて最新の情報も反映しています。外国人に日本語を教えるという状況で、どうしても在留資格としての技能実習生、特定技能の話が出てきます。どの程度重要かわからないのですが、赤本を読んでも非常に頭に入りづらかったです。そこでいろいろな資料を参考にしながら自分でまとめを作りましたのでよかったら参考にしてください。では最初にエクセルで作ったまとめをつけます。

全項目を見ると時間がかかるので重要な部分だけ見ていきます。もともと1990年付近か導入されているのですが、国民とのコンセンサスも得ずにおっかなびっくり導入しているようです。そのため、少しずつ滞在期間が延びている様子がわかります。最終的には3年になりました。しかし技能実習制度は現代版の奴隷制度だとか、とにかく安い労働力として利用する人が後を絶たずせっかく日本に夢をもってきてくれた外国人の方には本当に申し訳ないシステムでした。

そこで2010年に新しい在留資格である技能実習を創設しました。これは労働基準法や最低賃金法の適用が雇用主に対する義務になった点で評価されるべきものです。また2019には従来は認められていなかった介護についても特定技能として認められました。日本は世界的にも超高齢社会であり、これから高齢社会を迎える他国にとっても練習としてよいのかもしれません。あるいは、単に労働力不足解消の手段として外国人を導入しているだけかもしれません。

そして2024年、ついに外国人技能実習制度の完全廃止です。代わりに育成就労(仮名)制度を創設しました。単に名前を変えただけでなく、日本に来てくれた外国の方にも魅力的な職場を提供するシステムになることを祈ります。

この部分が理解しずらかったのは、法の改正と在留資格の変更が混ざるためです。また技能実習制度と、在留資格の技能実習生は独立に設定されていることも混乱を招きます。この表を見て大きな流れだけ頭に入れればよいと思います。また最新の育成就労はまだ仮名ですが、最新の情報ですので抑えておいた方がよいと思います。

では、ごきげんよう。


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