書評 「モディ化」するインド―大国幻想が生み出した権威主義

リュディアです。「モディ化」するインド―大国幻想が生み出した権威主義を読みましたので感想です。

インドという国は外からではわからないと言われますが、本書を読んでなるほどと思いました。私もインドに行ったことはありませんが、仕事でインドの方との付き合いはあります。カースト制度のことも彼らが日本に来たときにいろいろ聞きました。本書を読めばインドの内情がよくわかると思います。特にモディ首相について謎の空白期間があるという部分と、偶像化されているという部分は薄気味悪さを感じました。

今や世界一の人口を誇る国になり、二位の中国とともに強権国家になると世界はどうなるのでしょうか。良い想像はできないですが、平和な時代が続くことを願います。お薦めの本です。

では、ごきげんよう。

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