登録日本語教員試験対策 誤用#1
リュディアです。ぼちぼちですが独学で勉強をしています。今回から誤用についてまとめてみたいと思います。個人的に誤用についてしっかりとテキストにまとめられていることに興味を持ちました。
誤用は大きく以下の3つに分類可能のようです。
拍に関わるもの
調音法(音の出し方)に関わるもの
調音点(音を出す位置)に関わるもの
今回は拍に関わるものを見てみます。拍に関する間違いは大学生のときに出会った留学生も悩んでいました。日本人は自然に対処しているので意識できない部分なのだと思います。日本語教員は、このような部分を意識できないとダメですね。では最初は長音の誤用です。長音は母音を長く引き伸ばす音のことですね。まず伸ばすべきところが伸ばせていない誤用です。
ページと言うべきところがぺじ
きのう(昨日)というべきところがきの
次に伸ばす必要の無いところで伸ばす誤用です。
しゅくだい(宿題)というべきところでしゅうくだい
きて(来て)というべきところできいて
次は促音の誤用です。仮名で小さく〈っ〉と書く音のことです。まず促音が必要なのに抜ける誤用です。
きっぷ(切符)というべきところがきぷ
とって(取って)というべきところがとて
次に促音が不要なのに促音がある場合の誤用です。
ねこ(猫)というべきところがねっこ
みて(見て)というべきところがみって
次は撥音の誤用です。ん、と書かれてる音のことです。
せんせい(先生)というべきところがせ(ん)せ
こんど(今度)というべきところがこ(ん)ど
最後は、~ん + を、が~のになる誤用、~ん + へ、が~ねになる誤用です。
ほんをよみます(本を読みます)というべきところがほのよみます
にほんへきました(日本へ来ました)というべきところがにほねきました
どれも初めて日本語を勉強する学習者には難しそうですね。また引き続きみていきましょう。
では、ごきげんよう。