登録日本語教員試験対策 誤用#3
リュディアです。引き続き誤用について見てみます。今回は調音点(音を出す位置)に関わる誤用について見てみます。
調音点も覚えるしかないですね。
両唇
歯茎
歯茎硬口蓋
硬口蓋
軟口蓋
声門
調音点が異なるとどのような音になるのでしょうか?
つであるべきところがちゅになる誤用
ちゅくえ(机)、ちゅかれた(疲れた)、いちゅも(いつも)
ざずぜぞであるべきところがジャジュジェジョになる誤用
じゃっし(雑誌)、かじゅ(数)、つじゅく(続く)、かじぇ(風邪)、かじょく(家族)
他に有声音と無声音の混同による誤用も見てみましょう。
ながみ(中身)、すこい(すごい)、いだい(痛い)、てる(出る)、はっば(葉っぱ)、はぱ(幅)
濁点については韓国の留学生が、もう身につけることをあきらめた、といって漢字を登録していた記憶が印象的です。その彼は高校から来日していて、在日韓国人と間違われるレベルの日本語のうまさだったのですが、濁点だけはダメでした。例えば、どまる(泊まる、止まる)はもう諦めてカナカン変換に登録していました。それくらい難しいということですね。
では、ごきげんよう。