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子育てしながら働きたい女性におすすめしたい、台湾ベンチャー企業でのキャリア

近年、出産後も仕事と子育ての両立を希望する女性が増えています。一方で、女性の家事育児負担が大きいため、キャリアの継続が大変なのも事実です。女性の社会進出と同時に、男性の家庭内進出も非常に重要ですが、働きやすい企業環境も求められています。実際に、ここ数年で働く子育て中の女性向けの求人サイトも増えてきました。そんな中、本記事では台湾のベンチャー企業が子育て中の女性にとっておすすめな理由について説明します。


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1. 台湾のベンチャー企業の多様性


台湾はアジアでも有数のスタートアップの拠点として知られています。多様な業界で新しいビジネスが生まれ、急速な成長が期待されています。そのため、日本人女性にとってもさまざまな分野でのキャリアチャンスが豊富にあります。特に、IT、バイオテクノロジー、グリーンエネルギーなどの分野が急成長しており、新しい技術やアイデアを持つ人材が活躍できる場が広がっています。

2. ワークライフバランスの重視


台湾のベンチャー企業は、ワークライフバランスを重視する傾向があります。柔軟な勤務時間やリモートワークのオプションが用意されていることが多く、仕事と家庭の両立がしやすい環境が整っています。中華民国行政院行政院主計総処(2016)の調査によると、15歳〜64歳の台湾人既婚女性のうち「妊娠・子育てのために退職したことがある」という人は12.95%でした。専門学校・大卒の既婚女性の場合は、「結婚後もずっと仕事を続けている」というが約7割に上りました。台湾では「子育てのために仕事を辞める」という考え方はほとんどありません。働き続けることが前提の社会の背景には、子育て中であっても働きやすい会社の環境が存在します。

3. サポート体制の充実


台湾企業は、産前産後休暇や育児休暇などの制度も整備されており、出産後も安心して働くことができます。ベンチャー企業の場合によくあるサポート体制としては、結婚祝金、出産祝金の他、たとえば社内管理職の60%が女性であるPinkoiでは、育児休暇が充実していたり、ショッピングサイトを運営する媽咪愛では、職場に子ども用の遊び場が設置されていて、お子さんを職場に連れて行くことができたり、託児施設との提携も行っていたりします。

4. チャレンジングなプロジェクトへの参加


台湾のベンチャー企業は成長を重視しているため、新しいプロジェクトに積極的に取り組む姿勢が強いです。上下関係は強くなく、フラットな組織文化のため、意見を自由に発信しやすい環境があります。「子育て中だから……」と遠慮されるようなこともなく、性別関係なく自らのアイデアを活かし、挑戦的なプロジェクトに参加できるため、自己成長の機会が豊富にあると言えるでしょう。

5. 多文化な環境での成長


台湾はアジアの中心地に位置しており、近隣諸国とのビジネスチャンスが豊富です。そのため、台湾のベンチャー企業は多国籍な環境で仕事をすることが一般的です。さまざまなバックグラウンドを持つ人々と共に働くことで、異なる文化に触れる機会が増え、国際的なネットワークを築くチャンスが広がるでしょう。グローバルな視野を持ち、国際的な経験を積むことは、将来のキャリアにおいて非常に有益なはずです。


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6. 最後に


台湾のベンチャー企業は、ワークライフバランスを重視する風潮が強く、柔軟な働き方に対する職場の理解が浸透しています。いくら制度が整っていても、そこで働く人の理解がなければ、本当の意味での“働きやすさ”は実現しないでしょう。台湾社会は女性が子育てしながら働き続けることが一般的であり、ベンチャー企業もその傾向は同様です。近年、日本に進出する台湾ベンチャー企業も増えてきました。出産後も働き続けたい女性にとって、台湾ベンチャー企業はひとつの選択肢としておすすめです。

出典:子育てしながら働きたい女性におすすめ! 台湾ベンチャー企業でのキャリア

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