今、企業が実施すべき「タイムライン」対策
みなさん、こんにちは。LINE Frontlinerのクラハシミカです。
1.タイムライン投稿の価値
SNSでの投稿は企業の情報発信において、タイムライン投稿の有用性は日々増してきています。
取り組みが増えれば増えるほど、多くの情報がタイムライン上に溢れることになります。
結果的に、リアクションの少ない記事はタイムライン上に表示されにくくなり、せっかくのフォロワーに情報が届かないことにつながります。
一部のSNSでは、タイムライン投稿の7%〜8%しか表示されないという情報も見られます。
では、日々たくさんの情報がある中で、今、どういう情報発信がユーザーに好まれるのでしょうか。
<ユーザーが求めている情報・発信方法>
◯企業・ブランド特有の情報
<パーパス>の重要性が問われるようになっており、情報発信も同じく、社会的意義や存在価値を発信していく時代になりました。多くの情報をただ発信すればいいだけではなく、オリジナリティがどういったところにあるのか、自分や社会にとってよりよい情報発信なのか?が重要になってきます。
◯共感性が高く、思わず反応しやすくなる情報
思わず反応したくなるような仕掛けも必要です。ただ見られているだけでは、計測上、エンゲージメントが上がったことにならず、表示が減ってしまう可能性があります。そのため、いいね!に代表されるようなクリックやシェア、コメント、動画閲覧率・時間を高めるなどの取り組みが求められます。
反応がよいものは、前述のオリジナリティも必要ですが、それ以上に「思わず反応したくなる」良い話やほっこりするもの、気持ちが穏やかになるものなど、エモーショナルな反応が得られるものがよいでしょう。
◯偏った情報ではなく、バランスのよいコンテンツ配分
毎回届くタイムラインがセール情報だけだと、煩わしいなと感じたことはありませんか。
ユーザー側は情報提供を嫌がっているのではなく、さまざまな情報を求めています。
例えば、ブランド情報の発信に関しても、
など、さまざまなジャンルに分類して発信をすることが可能です。
同じような情報を画一的に発信するのではなく、バリエーションをもたせましょう。
また、売り感あり/売り感なし とコンテンツ自体のバランスをトータルで考えて、売り感のない情報発信も大事にしていくことがエンゲージメントを上げていくコツです。
また、SNS毎でもユーザーの属性が違ったり、接する気持ちが違ったりしますので、そういったトンマナを気にしながら情報発信をするようにしてくださいね。
2.LINEタイムラインはリニューアルして「LINE VOOM」に進化
LINEにもタイムライン機能がありましたが、2021年冬に大幅なリニューアルが行われ「LINE VOOM」になりました。
LINE VOOMは、動画コンテンツプラットフォームとしての役割が多くなっており、タイムラインのあるSNSと動画コンテンツプラットフォームのいいとこ取りをしたようなサービスとなっています。
◯LINE VOOMのフォローとLINE公式アカウントのフォローは別
◯リアクションとシェア・コメント投稿が可能
◯ハッシュタグ検索や長いテキスト投稿が可能
◯クリエイターとして収益化もできるよう
このような特徴があり、以前のタイムラインと同じ機能を引き継ぎつつ、リニューアルをされていますので、新しいSNSであるつもりで楽しんでみることが良いようです。
3.LINE VOOMを企業が活用する方法
早速、LINE VOOMを公式アカウントから配信したい!という方もいらっしゃるでしょう。
LINE Official Account Manager(Web版)からLINE VOOM Studioという専用管理画面に遷移して、簡単に投稿をすることができます。予約投稿など便利な機能もたくさんついています。
企業アカウントがLIVE VOOMを活用するメリットをご紹介します。
①メッセージと比較し、ブロックされにくい!
LINE VOOMの場合はプッシュ通知が届きませんので、ブロックされる率が低くなります。そのため、多くの投稿などをしても気にならないので、さまざまなメッセージをトライできます。
②クーポンやリサーチ機能などを活用できる!
作成済のクーポンをLINE VOOMに投稿することが可能です。リサーチ機能では、知りたい情報のアンケートを取る、人気商品のランキングを決めるなど、情報収集に役立てることが可能です。
③全部、無料で投稿できる!
LINEメッセージ配信は、無料プランの場合ひと月1,000通しか送信できません。有料プランの場合でも無料で送れるメッセージ数には上限があり、上限を超えると従量課金にて費用がかかります。
それに対し、LINE VOOMは投稿数の制限もなく、無料で実施をすることができます。
LINEの魅力はなんと言っても圧倒的なリーチ力です。
今後、多くのクリエイターが参入し、VOOM機能がより活発に利用されることも予測されます。多くのターゲットに広がる可能性が高く、新規ユーザーの獲得にもつながってくるでしょう。
まだリニューアルしたばかりのLINE VOOMですので、いち早く攻略して、企業活動に活かしていきたいところです。