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地元への愛着が貢献に繋がった瞬間

こんにちは!LX DESIGN(以下:LX)インターン生の大澤陽菜です。

2023年10月2日に金谷さん(LX代表)のカバン持ちとして、私は静岡県の教育委員会・委員長訪問に同行させていただきました。私たちが訪れたのは三島市、沼津市、裾野市の3地域です。実は三島市は私の生まれ育った故郷でもあります。

今回のnoteでは、当日の様子や私が得た気づきをまとめていきたいと思いますので、どうぞ最後までお読みいただけると幸いです。



メンバー紹介

今回の静岡県教育委員会訪問はLX代表金谷さん、三島に移住し今回のアポどりを担当して下さった綾木みほさん、そしてLXインターン生の大澤陽菜の3名で行いました。

出前授業によるコミュニティ活性化を期待している」~沼津市教育委員会訪問~

まずは沼津市教育委員会の山本さんの元へ伺いました。

山本さんからは常勤の教師の枠が埋まらず、穴あきの状態で新学期を始めるしかないという厳しい現状をお話頂きました。また出前授業の支援は今年から沼津市内全校で始まり、もともとの地域との繋がりを活かして学校と地域の相互支援のシステムは上手く稼働するのではないか、と今後の展望についてもお聞かせくださいました。

まずは出前授業支援が裾野市内に今後どのような影響を与えるのか様子を見ると共に、出前授業により地域コミュニティが活性されることを期待しているようです。

「子どもたちは夢を持つ人になってほしい」~ 三島市教育委員会訪問~

次に、私の地元である三島市の教育委員会へ。

教育長の小塚さんと課長の中村さんがあたたかく出迎えて下さいました。おふたりとも元々校長先生だったということもあり、実務経験と教育委員会としての目線をお話頂きました。

小塚さんは校長先生時代は「その子の良さを伸ばす」ことに注力し、中村さんは「子どもたちは色々体験をして夢をもつ人になってほしい」という信念を持ちながら現場にいたと語られました。

また、私も三島で生まれ育ち大学進学と共に上京して初めてキャリア教育を受け、大学生でやっと自分の夢を考えられるようになり、キャリア教育の大切さを実感したという原体験。そして「その子の人生の可能性を広げる」という目的でキャリア教育を三島にも取り入れたいという想いを共有させて頂きました。
小塚さんと中村さんの信念と重なる部分も多く、私の想いには大変共感して頂いた一方で、やはり学校現場では人手が足りず先生方は手一杯であるという現状も…。

そんな人手不足を解消し、かつ子どもたちにキャリア教育を広められるのはまさに複業先生であると私は思い、LX DESIGNのインターン生として「三島にキャリア教育を持ち込みたい!」という気持ちが更に大きくなりました。

「教務主任と担任を兼任するほどの人手不足」~裾野市教育委員会訪問~

最後に裾野市の教育委員会を訪問し、世古さんにお話を伺いました。

裾野市もやはり教員の人手不足に頭を悩ませており、講師枠が空いたまま新学期をスタートする場合があるようです。中には教務主任が担任を兼任していると聞きとても驚きました。どんなに忙しいことか、計り知れません。

埋まらない講師枠は知人のツテをあたっており、『複業先生』のようなサービスがあればぜひ使いたい、と共感して頂きました。

気づき・学び

私は教育系スタートアップが地方の教育委員会に訪問するとなると、がっつり営業をするものだと思っていました。しかし実際は違いました。金谷さんは一緒に教育業界を走りきるパートナーを探しに地方をまわっているのです。だからこそ大事なのは自社サービスの営業ではなく相手との対話。相手を知ること、そして相手に知ってもらうことがパートナーとしての第1歩となるのです。
経営者としてのスタンスをとるのではなく、人と人との繋がりを大切にすることが、回り回って事業を大きくするのだとわかりました。
また、私は今回のカバン持ちを経て「三島でキャリア教育を民主化する」という目標ができました。今までなんとなく愛着をいだいていた地元。これからはただの愛着を貢献に変えられるようになりたいです。もしなんとなく興味があるという方、三島に思い入れがある方、三島に興味が無くてもロールモデルとして他の地域へキャリア教育を展開したいという方などなど…いらっしゃいましたらご連絡頂けると嬉しいです!

LX DESIGN インターン生 大澤陽菜


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