BJC NIGHT Vol.3「Angel Fish」感想
前置き
・BLANKEY JET CITYファン歴は今年のサブスク解禁前、「Last Dance」の4K公開の時からという超新参者
・鑑賞時には既にアルコールを4杯摂取しており、鑑賞中にバドワイザーとハイネケンを飲んでいる
・故に謎のテンションや意味不明な事が書いてある。ただ誤字以外はそのまま投稿する、臨場感ってやつさ
・改行は見やすいように入れてる
SE,Be-Bop-A-Lula
テリーの辮髪💕実に黄色い声援、たっちゃん髪ツヤツヤ
01,CAT WAS DEAD
ゾクゾクするスタート。ベンジーの華奢な体型にでけぇジャケット、いかいしてる。
CDと比べるというのはいささか愚というものだが、グルーブ感も言葉(歌詞のハッキリ感)も良い。
猫には生きていて欲しい。
02,僕の心を取り戻すために
鋭くて脆い。リズム隊がこれだけドッシリ構えていたらベンジー心強いだろうな。
フェイクがバッチリハマっていて気持ちが良い。ドラムが重厚。
03,TEXAS
改めて聴くと踊るようなベースと前半のギターのカッティングが気持ち良い。
とても好きなベースライン、特に間奏部、3ピースの良さ(程良い空白感)が出ている。スカスカではない空白感。
04,死神のサングラス
「いいだろう オレのこのサングラス」
美容師さんとも話題にした。サビの3コードのロッケンローみたいな感じが気持ち良い。
たっちゃんのボーカルを邪魔しないシャウトが気持ち良い。
05,とけちまいたいのさ
この手のブルージーな曲が大変癖(へき)に刺さる年頃。しっかり表打ちのリズムを刻むベース・ドラムに裏打ちのギターが気持ち良い。
CDで聴くより、ライブの方が重さが来る。2度と体験出来ないのか……
体を捻るベンジーが無性に可愛い(アウトロ辺りの)
06,綺麗な首飾り
ドベただけど「METAL MOON」の中でも1番好きな曲。
軽々唄いあげているベンジー凄い、このギターを弾きながら?見ていて気分が良い!!
細かいベースライン、絶妙に音響の切り具合が必要なドラム、全てが完璧で、それ故BJCじゃないと満足出来ない層がいるのは納得出来る。
07,ヘッドライトのわくのとれかたがいかしている車
こんなタイトル、誰が思いつく?
音数は多くないのに充足感があるのは、構成もあるし、各々の技術力?というより「魅せ方」の強さ。それが全面的に見えている。
個が強いのに3人だと更に強いのは、とってもヒーロー過ぎる。
08,ORANGE
アコギだよね……?否エレアコ、あるいはエフェクター?機材は詳しくいけど、より歌詞が際立つよね。
汚い世界で生きる子供の純粋さを見てるみたいで残酷。
09,ディズニーランドへ
もっと残酷なのきちゃったよ……。
でも分かる、自分自身が病んでからのこの美しさと残酷さ。仮に逆の立場だったら一緒に行かないもん。
どちらの立場も理解出来るからこそ、この曲の美しさと生々しさがよく分かる。
実際冷たい人間じゃないんよ。
10,ガードレールに座りながら
イントロがあまりに気持ち良過ぎる。アルバムで聴いた時より何倍も。やはりライブの方が良い。(件のアルバムはアレンジ云々言われてるしね。)
スネアが鋭い、凶器みたい。この曲に限らずだけど……本当武器って感じ。
11,PUNKY BAD HIP
3ピースの良い意味の重さ満載、強い。
たっちゃんの「世界が終わるまで待ってて Baby」、強い。
こんなの私が書かなくたって名作じゃないか。
この曲から始まる「C.B.Jim」が名盤じゃない訳がない。
12,胸がこわれそう
「ふぅ生きていく」の「ふぅ」の唄い方、堪らないですよね……(補足:恐らく歌い出しの発声の話)
間奏の「いかにも」ベーシストっぽいテリーの動き、堪らないですよね……
シンバルをこれでもかってくらい叩いてミュートするの堪らないですよね……中村達也のエクスタシーを感じるようなドラミングとシャウト(スクリーミング?)好きです。
同じ時代に生まれて良かった。
13,D.I.J.のピストル
名曲過ぎて何も言えないのだが、テリーの「Baby」がもう、うぉーって感じですね。頭悪ぅ……
バンドではあまり考えた事が無かったけど、緩急だけではなく強弱も大事なんだな。
あとテリーの「ア゛ーッ」で大満足。
14,不良少年のうた
この妖しげなイントロがもう惹き込むものがあるよね。
これを最初期の方に作っていたという時点で浅井健一という人物の音楽的才能を全開にしているようなもんだ。バッチリ世代という訳ではないけれど、サンキュー「イカ天」。
3ピースなのに強いよね、っていう威圧感が凄い。
貧弱な私はこの不良相手に50人居ても太刀打ち出来ないと思う。
それにしてもライブ盤というのに歌詞が聴きとりやすい。
Friend 中村達也、好き過ぎ
15,BABY BABY
好き好き疾走感。「Baby Baby」の部分を少しガナる所も良いよねぇ。
ユニゾンっぽくなる所(最後のAメロ前の間奏)が揃いが美しくて良い。
とても、好き。とにかく好き。
En,悪いひとたち
今の情勢にあまりに重なり過ぎて辛くも心に刺さる。
前半の音数の薄さから徐々に壮大になってくる所がまさに「世界の今」って感じ。
増えたり豊かになるのが必ず幸せとも限らないよね。そして豊かになるのは極一部の選ばれた人たちだけ。虚しいもんだ。
ストリングスが入るとより美しさが増すと同時に、何故か悲壮感も増す不思議。
それにしてもBJCもオーケストラも(切り取った部分を見る限り)アイコンタクトが少ないあたり、かなり綿密なリハーサルがあったんじゃないかしら、と勝手に妄想出来る。
終わりに
うん、酷い。何回「気持ち良い」って言葉使ってるんだよ。
ただブランキーの聴いててスカッとしたりズッシリしたりの音圧のメリハリが、酔った頭の自分には丁度よく「気持ち良かった」んでしょうね。
今後も「BJC NIGHT」をやって下さるのであれば、都度こうやってメモしてみるのも良いかもしれない。思った事書き出すのは中々面白かったよ。