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BJC NIGHT Vol.4 『Monkey Strip』雑感
昨日21:00から配信のBJC NIGHT Vol.4『Monkey Strip』初見のBJC初心者が見たうっすいうっすい感想。(焼酎のソーダ割り4杯目くらい)
《OP映像》
・カーテン越しの姿だけで強い
・荒い画質のライブ映像に時代とその時の暑苦しさを感じる、グルーピー感
・こんなにタンクトップと上裸が似合うバンドマン、今どき居ますかね。この危うさに心惹かれる。
・ハイエースのデザインよ。
・ベンジー語の曲はいい。旅はいい。
・たっちゃん、こんなマーチング的なドラミングすら粒の細さが際立っていて耳触りがいい。
ようやく本編の話。
《本編》
・そんな感じでステージに上がるのね。
・最初にスタッフロール流れる演出、良い。
・ハローハローハロー、fuuuuu!!!
・最初に「Baby Baby」なんだ。アンコールのイメージが強かったけど、最初に来てもテンションぶち上がるな。
・あまりに歌詞が聴き取りやす過ぎる。
・モノクロの映像だけで臨場感が凄い、色って場合によってはいらん情報なんだな。
・たっちゃんが教祖様に見える。
・ブレイクすら曲。
・「D.I.J.のピストル」だぁーーー!!
・ベースラインの緩急、堪らねぇ。
・ユニゾンじゃないけど、リズムが揃う時の揃い具合がバッチリ決まり過ぎていてキマる。
・アーーー!!ありがとうございます!!
・ハローハローエブリバディ!
・「3104丁目のDANCE HALLの足を向けろ」は以前も言及したけど、この細かいフレーズに言葉数の多い歌詞を弾きながら歌うベンジーに惚れ惚れする為の曲だ。というか、みんな手数が多い事していて全員主役。
・「嘆きの白」は一転して全員でバチッとリズムを合わせるところが多くて、まあまたしっかりハマる事。気持ちいい。ベースとドラムの安定感たるや!空白の美学。音のない所の余韻に酔いしれる。
・最初なんの曲かと思ったら「PUNKY BAD HOP」だった!アレンジが全然違かったから気付かなかった。特にドラムの感じが全然違うように感じる。サビのギターってこのトーンだったっけ?改めて聴き直して検証せねば。
しかしこのアレンジも原曲よりややポップ感というか、取っ付きやすさがあって良い。ただしBJCを勧められるような知り合いがいない!
・「ヴァニラ」〜こういうブルージーなリズムの曲が年々好きになっていく。ライブだとよりねっとり感が凄い。濃厚ヴァニラ。変拍子の酩酊感。
こういう静かなリズムの時はちゃんとしっとり決めるメリハリ。
・「親愛なる母へ」アコギへ移行。
優しいメロディと歌い方なのに歌詞はヒリヒリしてるってのがベンジーだな。穏やかなタイトルの曲ほど危険視するべし。
・「青い花」、ちょいアップ気味なテンポ。やっぱり好き、歌詞もメロディも染み入る優しさ。ここでMVのような感じでロードムービーっぽいの流す演出いいね。跳ねるようなベースライン、改めて聴くと花芽吹くって感じがして好きだなぁ。
・あーイントロのリフからかっけぇよ、「幸せの鐘が鳴り響き僕はただ悲しいふりをする」。ハイトーンもスルッと出ちゃってスコーンとぶっ飛ぶ。よく考えたらこのアルバム、ちゃんと解釈まで聴き切れていない。改めて聴き直そう。
それにしも緊張感が他の曲と比べて感じるのは気のせい?
・「胸がこわれそう」はもう勝ち確定なんだよね。
曲全体に漂う色気に噎せ返る感じが、今の時代にない90年代の良さ。こういう男臭さと色っぽさがある曲って今は本当に稀だと思う。私が見付けられないだけかもしれなたけど。
……しかし全員スタイルが良過ぎるな。あまりに非現実的すぎる。いた事だけで奇跡的。
・「RAIN DOG」はイントロだけでぶち上がるぜ!!細かく足元でリズムを刻むベンジー好き好き好き。ラストの間奏、音数が少なくなるのに全員のリズムとメロディの粒がぶつかり合う所が最高にロック。ロックの一言で片付けるのが馬鹿馬鹿しいくらいに。
・「SOON CRAZY」の最初のジャーンジャーンジャーン、いいすよね。分かって誰か。
Aメロ〜Bメロのベースラインの妖しさもいい。
やっぱりブランキーは歌詞もリズム感(恐らくブルース感の強い曲は特化して)の色気が可視化されてるってのが今にない感じがして惹かれるんだろう。ハマるタイミング的にはやはりそこそこ大人になった今だからこそだと思う。
……でも可能であればタイムスリップしてこのCLUB CITTA'に行きたい人生であった。
・影や口笛すら神々しい。(盲目)
・「風になるまで」、これもロードムービー的に3人のバンドとしてではなく、友人同士としての美しい人生の姿を見せてくれてしんみりくる。ただの仲良しだけじゃバンドは続かんわけだ、理想とビジネスと色んな狭間で戦っているのは想像にかたくない。バンドの儚さってそこに尽きると思う。
バンドで続かなかったとはいえ、3人ともそれぞれのスタイルで音楽を続けてくれているのはとんでもなく希少なことだと思う。何より生きていてくれてありがとうだ。
1時間ちょいの時間が体感30分くらいだった、マジで時間が溶けるってこういう事なのねって気持ち。あと3周しても多分同じこと言う。次のBJC NIGHTも楽しみ。