TOC理論(Theory Of Constraints)で考えるファンマ・リージョ
ボトルネック工程をひとつづつ潰していくことで全体のスループット向上(全体最適)図る理論がTOC,,,この視点でリージョ就任以降の数試合をざっと振り返ると
就任前から起こっていたピッチ上のボトルネック工程(ピッチ上の現象の観察からみえるもの)
1.藤田のサリーダ・ラボルピアーナ
2.ポルやんの大久保嘉人現象(頻繁な列落ち)
3.セット守備におけるアンカー不在とスペース管理
このうち1〜2は前工程としてのビルドアップ工程に関するもの
3はネガティブトランジションの工程(手戻り工程)
でこれをいかに改善したかといえば
1.GK前川◇のディストリビューション
スンギュ-ウェリントンのパントキックで攻撃スタートするとセカンドの奪い合いでポルやん、イニさんの体力削ることになるというのが川崎戦ラスト20分の課題だった。
2.4-3-3 or 4-3-2-1でプレーエリア限定
お前はそこにいろ。ボールを貰いにくるな 俺達がボールを運ぶから そのためのロンド
3.ワイドを内側レーンに入れた巨大ロンドのフリーマンとしての伊野波
伊野波がポルやんの背中のスペースを守ることでネットの自陣侵入阻止&名古屋の左起点攻撃阻止
○本日のボトルネック
名古屋戦後半のように3バックにシフトし、ドリブラーのウィングバックにカットインさせてきたときサイドの大外レーンから絞りながら守備して潰せるSBが欲しい。