常温超伝導
学生時代、私は複合材料を研究しておりましたが、同じ研究室で先輩や同級生が超伝導物質を研究しておりました。
その頃は(今も、ですが)超伝導状態になるためには極低温が必要とされていました。
川崎にある東芝科学館でも超伝導の実験を見ることができます。
液体窒素で極低温環境を作っていましたね。
さて、たまたま本屋で日経サイエンスを見かけると、常温超伝導の話が出ているではありませんか。
ランタンの水素化合物が、なんと臨界温度が-20℃~-10℃、、、!
もし、他に条件がなければこれだけでコロナも吹き飛ぶかもしれない超特大ニュースですが、、条件がありまして、約137万気圧の下での現象です。
それでも大ニュースだと個人的には思いますけどね。
まだまだ常圧常温の超伝導物質発見までは遠い道のりですが、科学の世界は日進月歩です。生きているうちにそのような大発見があるかもしれません。