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【コラム】#3 相手の優位感覚を知って、夜に活用したお話


「人のキスの音を初めて聞いた…。」
海外ドラマなどでは聞いたことはあるけれど、実際に耳にしたのは初めて!イタリアの某観光地にて、日本人の友人が発した言葉です。


こんにちは、リサ@サブミッシブです。
海外生活が長くなると、キスの音はもはや珍しくないですね…(笑)


彼は音楽の仕事で聴覚が鋭いことは知っていたので、ワタシが気づかなかった音を拾ったのか…、いや、特段気にするような音でもなかったから脳がスルーしたのでしょうけれど、そんな発言にちょっと新鮮味を覚えました。


日本の某女性誌で 「キスの音に対する 快 / 不快 調査」 なるものを見てみると、結果が4:6くらいの数字。ふぅ~ん…、と思いつつ、近くにいた友人数名 (全員欧州生まれ育ち) に尋ねてみたところ、中には「音のないキスなんて、愛されていない、愛が足りない…!」と受け取る人もいたりで、これまた面白い。

キスの音は物理的に吸うことで発生する音で、相手を自分の中に取り込みたい、【愛=一致すること】 という定義に叶うなんて思ったり、しかし、…コレってVAK(優位感覚)も関わっているのでは…と思ったり。

  • 視覚(Visual)

  • 聴覚(Auditory)

  • 身体感覚(Kinesthetic)

あなたはどの感覚が特に敏感で、あなたのパートナはどうなのか、…って、意識してみたことありますか?それを活用したことありますか?


ちなみにワタシの場合は、身体感覚(Kinesthetic)優位 …多分。
ワタシの住むトコロでは、相手と自分の頬を重ねて挨拶をする習慣があるのですが、その際の相手との距離感・空気感、自分の中に起きるざわつき感などが、相手との相性を知る一つのプレ判断材料になったりします。
(性的なことで云うと、男性の無精髭フェチでもあるので、そうした瞬間に相手の髭の感触をチェックをする機会…。)


また、優位が何かだけでなく、それぞれの感覚について何が快で、何を不快と感じるのか? 個人的には、むしろ不快 / 嫌な感覚を知ることの方が重要かなと思っています。

 
例えば、他人の咀嚼音がNGというミソフォニアの人、これまたワタシの例ですが、あの音への不快感に繋がる耳を舐められる行為は絶対にNG。「あかん」ものは「あかん」。「イヤよイヤよも好きのうち…」というのとは違う…。その嫌悪の向こうにあるものを開発したい、という目的があるのなら話は別ですが、とにかく、それが性癖の人とはうまくいかないのは明白。

嫌なことを自覚すること、それを相手に伝えられることは、関係を深めるうえで凄く大切。更に、自分と相手は何を快と感じるのか、それを超える快は一体どんなものか?を探求することも…。


最後に、聴覚優位のパートナーを持つ知人(男性)が、以前、こそっと話してくれたことがあります。

彼等の日中の会話は英語、ちょっと怒りなどの気持ちが沸いたときはドイツ語になるそう。それは自然にそうなるのか、意図してなのかは聞きそびれましたが。

そして、ベッドに誘う時とその最中は、

 …フランス語。

二人の関係が始まった時に、彼の口から不意に出た言語に彼女が反応したのがきっかけだったそうで、それまでと随分違う…。
そこで実験的に続けてみたところ、充実度がアップし、初めはフランス語が全く理解できなかった彼女の言語レベルも次第にアップした …のだとか。 

彼女に対し、いろんな些細なことにワタシは合点。


for your delightful joy 💕
フォローしてもらえると嬉しいです。

by リサ@サブミッシブ



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