【ひろちゃんコラム #5】旦那の言動にイライラする
こんにちは。
ひろちゃん@ドミナントです。
今日はセッション中にこんなテーマが出てきたので、
紹介してみようと思います。
「イライラ」のメカニズム
これはよくあることかと思います。
「相手の言動にイライラする」ということは共通して持っている感情があります。
それは、「期待」です。
「まさか!」
「全く期待なんてしていません」
と言われる方がとても多いです。
このクライアントにもそのことをソフトに伝えてみましたが、例に漏れず「いえ、期待なんて今更もうありません」とおっしゃっていました。
感情的には、その様になっていると思います。
なかなか認めにくいことでしょう。
それは「諦め」があるからです。
相手に対しての諦め。
パートナーシップへの諦め。
自分自身への諦め。
「相手がこういう人だから…」
「相手がいいと言わないから…」
「わたしはもう、〇〇と思うことにしたんです」
そんなものがあると、相手とぶつかることを避けるようになり、ますます自分自身が必要とするものを相手に伝えていくことも止めてしまったりします。
そうなると一層相手は自分が欲しているもの、必要としているものを知ることすらできないので満たされることもなく、自分にどんどん不満が溜まってしまいます。
「期待」を理解する
さて、そのスタートにあるのが、「期待」のわけですが、そもそも「イライラする」という状態が、「不満」から起きていて、「不満がある」ということは、そこには「密かな願い」「相手に満たして欲しいナニカ」があったということ。
それこそが「期待」です。
「満たして欲しいナニカ」がなければ、「イライラする」ということもありえません。
例えばそれは、
自分の期待する父親像、男性像、自立した大人像、パートナー像に沿った行動して欲しい、そういう人でいて欲しい
相手に察して欲しい、気づいて欲しい、聞いて欲しい
自分の言ったとおりに動いて欲しい
そんなことが多いかと思います。
相手の言動にイライラするとき、まずは自分の中に「期待」がないか探ってみましょう。ていうか、多分あるので、「どんな期待をしてるかな?」と内省してみると良いと思います。
そして、これまでにその「期待」を裏切られ続けたことによって、「諦め」へと段々気持ちが変わっていた、そんな自分をまず理解していきましょう。
「自分が必要としているもの」を理解する
自分が期待していることにも気づかず
自分が欲することもわからず
無意識下でただ不満を募らせている状態が続いて
だんだんと相手への怒りに変わっていく
こんなことは本当に良くあって、気づくとそれが無気力や無力感、自分の無価値感に変わっていたりします。
自分にイライラ(不満)がある=期待がある
ここに気づいたら、次は「自分が必要としているもの、欲しているものを理解する」です。
正直、これができたらかなりイライラは減ります。
#ほぼクリア
だって自分で何が欲しいか理解できるから。
自分で理解できるなら、
どうやれば手に入るか
どうやれば満たせるか
いつなら手に入るか
他に満たせる方法はないか
など、解決策が見つかるようになっているからです。
相手に伝わりやすいリクエスト(要求)の仕方
旦那さんに、
「今日一日、〇〇して、✕✕して、□□と話して大変で、帰ってきてから子どもが大変で…、だからあなたには△△して欲しい」
みたいなリクエストの仕方をしていませんか?
「断られる」もしくは「イヤイヤやってくれる」率が上がりそうです。
なぜなら、最後の部分だけ言われるならまだしも、前半の部分に「あなたがやるべき理由」「わたしがやれない理由」が詰め込まれているからです。
それはある意味、「あなたがやるべき」を正当化しています。
そうすればするほど、「やるべき」ことになってしまい、「やりたい」という動機からやれなくなってしまうんですね。
ではどう伝えればいいかというと、
「私が必要としているということ」
「やってほしい理由」
「やってもらうと『嬉しい』とか『幸せ』」
そして大切なのは、
「あなたを頼りにしている」
ということ。
これらを伝えると、きっと旦那さんは動きたくなるはずです。
今回はここまで。
Written by ひろちゃん@ドミナント
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