ショート1 心臓を捧げよ
戦乱の世も常に弱者が死の淵に立たされる
優しい薄い色の瞳に常に恐怖を刻み込まれた
少年兵士 希(のぞみ)
畑仕事を生業としてくらいしている
平凡な家で暮らしをしていた。
9歳の時に
村に火を放たれ両親を目の前で惨殺され
彼の母が彼を押入れに押し込め
彼は母や父が目の前で殺されるのを見ながら
体は生き残ったが
心は死に声を失った。
その後に村にやってきた兵団の隊長に拾われ
この兵団で雑用から始まり兵士として成長をしてもう彼も19歳なった
その間戦争は全く終わらずに混沌とした世