本当に大切なこと
本当に大切なこと、真理などは本からは入手できない。本で手に入れられる知識なんてたかがしれている。
佐藤一斎は言志四録のなかで一流は自然から学び、二流は優れた先生から学び、三流は本から学ぶというようなことをいっている(1)。超訳になるかもしれないが。
しかし、私自身、本当に大切なことは言語化できないという風にこれを解釈した。言葉では得られない自然がそこにあるのである。見て学べなどバカげたことを言っているのではない。自然こそ最高の自分への授業なのだ。
おまけ
想像を様々なイメージを言葉にしていくのが自分の人生だとさえ思っている。
子供の頃の自分に立ち返って想像力を取り戻していきたい。
自分の子供のころほど頭のいい存在はいなかっただろう。
大人になった自分はテレビや本、漫画でえたうんちくにしかならない余計な知識だらけで嫌気がさす。
馬鹿になったような気がする。バカより太刀の悪い馬鹿に。
参考文献
(1)佐藤一斎 著ほか. 言志四録 1 (言志録), 講談社, 1978.8, (講談社学術文庫)