3/15 星野源さんの言葉
私は、いつからか
本や新聞、映画、ドラマ、
ラジオ、対話などから
その時々で見つけた
嬉しかった言葉や感動した言葉、
忘れたくない言葉を
「なんでもノート」に書き記している。
そのノートを見返すと、
過去に書いた言葉を覚えておらず、
また新鮮な気持ちが生まれることが
ほとんどである。
しかしながら、
「あの言葉を読み返したい!」
と時々そのページを開くほど、
ずっと大事にしている言葉もある。
前回、永山瑛太さんが発した言葉から
自分の生活について考えたように、
誰かの何気ない言葉が
私の日常に大きな影響を与えてくれる。
今日はその言葉シリーズ 第2弾!
事あるごとに読み返している大切な言葉。
大好きな著名人のおひとり
俳優、音楽家、文筆家の
星野源さんの言葉を紹介したい。
この言葉は、とあるリスナーのお悩みに対して
星野源さんから出てきた言葉である。
たしか、仕事を始めたいけどなかなか・・・
といったお悩みだった気がする。
(そこ、ちゃんと覚えておけよ、笑)
当時の自分は、このページに
自分の思いを以下のように書いている。
↑これは自分だけの自分のためのノートなので、
文脈とか誤字脱字はどうかお気になさらず(笑)
当時の自分は精神疾患もあり、仕事を辞めて、
教員採用の二次試験も終わり、
結果を待つ期間だった。
働いていたころと比べ、大いにある時間に
何もできずただ生きている自分が
惨めで仕方がなかった。
ノートの最後の方、
自分で自分宛に書いている文章が必死すぎて
生きていることが相当苦しかったんだろうな、と
目に見えて分かる(笑)
見る人によっては気持ち悪く感じる文章かも…
すみません(笑)
でも当時は、そんな自分に気づいてもいない。
だから、自分で自分のことも
認められるはずがなかった。
最悪のことを考える時間が圧倒的に多かった。
そんな時に星野源さんの言葉に出会った。
「私、生きてていいんだ」って思えた。
「誰かの役に立ってなくてもいいんだ」
って思えた。
「自分が死んだって、
誰にも何も残らない、残せない、
だから死んでも世界に何の害もない。」
って当時はずっと思っていた。
いや、今も割かしそうだと思っている。
自分が居なくなったって世界は動いていく。
でもそんな生き方を「それでいい」と
源さんに肯定してもらえたから、
「無で良いんだよ」って、
「それでもここにいいていいんだよ」って。
今考えると、
自分が死んだら何か残っててほしい
と思うのは、傲慢な考え方だ(笑)
星野源さんの言葉から
「死んだら何も残らない生き方」は、
「自分自身がこの人生を謳歌する生き方」
であると私は考える。
自分のために行動したことが、
誰かのためになっていることだってある。
まずは自分がこの人生を楽しまなくっちゃ!
今日も今日とて好きに生きていく。
みなさんにとって
「死んだら何も残らない生き方」とは?
それとも
「死んでも何か残る生き方」とは?