ブランドマーケティング小話⑥ 〜マーケティング活動の全体像の前に:マーケティング戦略のWHO〜
こんばんは!最新雑記に夢中になっていましたが、
こちらのシリーズも引き続き更新してまいります❤️🔥
ブランドマーケティング小話シリーズとは?
実際使う場面は少ないけれども知識としてマーケティングを知っておきたい方や、実務の中でそもそもマーケティング・ブランディングって結局なんなんだろう・・と思われている方に、基本の考え方を提供しつつ、私の十数年に亘る仕事で体感した真理などをまとめて残しておきたいというある意味これまでの私の遺書のような😂シリーズ。
これを読めば、マーケティングとかブランディングに対しての素朴な疑問は解消されつつ、何かあった時に見返してもらうシリーズになれれば嬉しいです。
前回はこちら。論理的思考と戦略的思考をお話しして、やっとマーケティング思考についてお話しできました🤩
詳細は前回のNoteで見ていただければと思ってますが、
要するに以下の順番で戦略を考えていくことをマーケティング戦略と言いますね。
目的
目標
WHO
WHAT
HOW
へーこんなんちょっと調べたらででくるやつやん!ってなると思います。
本当にその通りです笑。でも私の肌感でこれを本当の意味で理解して実際の業務で使いこなしている人はそんなに多くないです。
(これが理論と実践の差かもしれませんが👀)
私は特にご依頼をいただいた最初の段階や、新しく売り上げの柱を建てたいとき、必ずこのフレームワークに沿って考えを整理して進めていきます。
理由は使いやすいのもありますし、実際説明する時もみなさん既視感があるので受け入れられやすいのもあります笑
というわけで私が実務でどんな感じで使っているのか、これから一個一個説明してみたいと思います。
目的と目標は前回までの内容で網羅できていると思うので、WHOから。
WHO:
これは言わずもがな「誰に」と言ったところです。
ペルソナやらなんやらN=1やらなんやら飛び交う部分で、マーケティングの一番最初であり、一番難しいところであり、一番面白い部分でもあると思います。
私は二種類のWHOを考えていましたが、最近三種類かなと思ってきました。
一つは、自分の達成したい目標を叶えてくれるのに十分なWHO
例えば、10名お店に集客したいとして、一番お店に来てくれそうなWHOってどんな属性(市場全体を100とすれば、どんな切り方をすれば最もその10人が来てくれそうか)かを考えた時のWHOです。
もう一つは、一つ目の内側にいるのですが、具体的に目の前や一緒に生活しているところまで想像するWHO。
これはペルソナとかN=1とか言いますね。どんな価値観でどんな生活をしている人が、どういう態度変容を超えてお店に来てくれそうかを考えるWHOです。昔ジブリのインタビューで、宮崎駿さんは8歳の女の子?(うろ覚え)のために書きましたとおっしゃってましたが、あんな感じで具体的に見せる人を想像しながらその後の商品・告知物を作っていくと段違いに現実性の高いWHO以下の戦術が組めるようになります。
三つ目は・・・この考え方も実際実務をするときはめちゃめちゃ大事なのですが、みなさんここまでたどりつかないようです。
これについては、もしご興味あるようでしたらまた補足してみたいと思います😆
このWHOの見つけ方ですが、
まずは定量調査ということで数字で目標に届くWHOの枠を探して、
その後からその人たちの生態や生活様式、価値観をインタビューや追跡調査(怖いですよねw)をしながら紐解きつつ、WHAT以降の戦略が組めるか頭の中でイメージを膨らませていくことが多いです。
定量調査と定性調査を掛け算しながら、定量も抑えながらでも定性で想像力を働かせないと良い「インサイト」が掴めないので、右脳と左脳を行き来しながら決めていきます。
これが面白くで難しい・・いつまでも奥の深い仕事だなと思わせます。
この辺りまた補足か、「インサイト」だけ何回かに分けて書いてみたいなと思いますが、今日はこんなところでさらっと終わりにしたいと思います🍵
ここまで読んでくださって本当にありがとうございました!
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それでは、良い夜をお過ごしください🌈✨ また会いましょう⭐️