違和感を感じ、気づきをくれる場所🗼
私は人生で2回東京にお世話になったことがある。
1回目は新卒の時。2回目は最後のサラリーマン生活を始めた時。
(こうやって振り返って書くと最初と最後を見守ってもらったのかなと思った)
1回目の時私は20代前半。京都から大都会東京にきた!という感覚。
最初の会社では海外の人と一緒に仕事をしていたので、それも相まっていろんな刺激がいっぱい自分に降りかかってきていた。
ゴミゴミしていてどこに行っても人だらけだけど、自分が興味あることがあればすぐに行けて、いろんな体験ができるという意味では、若いうちに行っててよかったなと思えた。
京都と大阪とアメリカの一部分しか知らない私は、東京を見ることで、
日本ってなんだろうって感じるきっかけにもなったなあと思う。
でもその一方で、この場所にずっといたらこの場所の論理というか、エネルギーみたいなものに巻き込まれて、自分らしく生きることがもしかしたら難しくなるかもしれないな〜とも思っていた。
これは今でも思っているが、あの街はみんなが均一の価値観で生きている街で、多様性を認めているようで認めていない街だと私は感じる。
そんなことを思い始めたのもあり、3年経ったくらいで転機もあり、
関西に戻ることにした。
関西に戻ってからは、東京ほど刺激を感じることは少ないけど、それが自分らしく時間を紡いでいる感覚があって、たまに東京に最初の会社の同期に会いに行ったりするくらいの距離感で楽しんでいた。
この辺りまではまだ良い関係だった気がする笑
次の東京との接点は、私が当時海外移住や独立を視野に考えていた時のこと。その前提で面白くて自分の成長にもなりそうな会社を見ていた時に、東京の会社と縁があって入社することにした。
ベースを関西に残しながら、東京で会社員生活をするような形だったから、
また昔みたいに均一化の波に飲まれることはないかなと思ったのと、
この時は都内に住むことにしたから、また違う東京が見れるかなと思っていた。
結論。やっぱり私には息苦しいなと思った笑
それが何かはうまく説明できない。最初の時と違って都内のかなり良いところに住んでいたので、多くの人の雑念に触れることもなかったし、すぐに手を伸ばせばなんでも体験できるところにいたのにも関わらず、つまんないしなんかしんどいなと思った。
東京が嫌いとかではない。意図的に嫌いになったわけでもない。ただ東京に来ると何か違和感を感じて、自分がなくなってしんどくなる感覚に襲われる。
私はスピリチュアルとか全然信用してない人だったから余計に不思議で仕方なかった。
結局その後関西にまた戻り、関西をベースにいろんな海外の都市や人と関わりを作る、その中に東京もあるという付き合い方をすると、また元の良い関係に戻ったような、そんな感覚に戻った。
「やっぱりそうだよな〜」と思いつつも、それがなぜかが私には分からなかった。
その後時が流れ、最近ふと見ていた動画の中で、
その動画でお話しされている人が、「東京に行くといつも顔がこわばるんです」というと、霊が見える方が「そうでしょうね。あなたは人に優しいから、傷つきやすくて、東京のような有象無象いるところだと取り憑かれやすいんですよ。東京は腹黒くないと住めない街です」と一言。
もしかしたらこれかもしれない・・・と勝手に腹落ちしました笑
私は自分では優しいかはわからないけど、人を強く裏切ったりとか表面上と中身を分けて生きるようなことができないから、その隙になんかに取り憑かれたのかもしれないなと。。
最終的に関西に戻って来れて、またいい関係に戻れたのは、頭で考えたり縁もあるけど、自分の本能で行ってはいけないと自分に言っていたのかもしれないな、それが体調だったり精神状態にでたのかなと思いました。
そういう自分のことがよくわかったのは東京がいてくれたからなので、
私にとっては気づきを与えてくれる感謝の場所でした。(過去になっている笑)
それから直感や第六感をとても信じるようになった私なのでした笑
これから人生どうなるか、またこの後東京との関係性も変わるのかどうなのか、自分のことを見守っていきたいと思います。