ブランドマーケティング小話① 〜そもそもマーケティングって何?〜
こんばんは!最近外に出ることが多くて文章をまとめて書く時間がなかったりしてましたが、Note自体はできるだけ毎日更新していきますので、縁があった時に見ていただけば嬉しいです☺️
先日軽く告知させていただきました通り、新シリーズ「ブランドマーケティング小話」→ブランドマーケティングって何?を今日から書いてみたいと思います。
目標は「私ができること=ブランドマーケティングって何なのか?の大枠をまとめ切ること」ですので、どれくらいのボリュームになるか、またいつまでかかるかは全然分かりませんが、とにかく吐き切るところまでいければいいなと思ってます。いつ私がいなくなっても誰かが見つけて参考にしてもらえるように・・・。
今回は最初なので軽ーく「マーケティングってそもそも何なん?」っていう疑問についての小話を。
世の中でよく聞こえる話。「あの会社はマーケティングが上手い」「マーケティングを強化しないといけない」「マーケティングしないと」などなど・・・
あとはビジネス書の定義で「マーケティングの最終目的はセールスを無くすこと」などなど・・マーケティングについていろんな場面でアカデミックから企業さんまでいろんな立場でお話しされることは多いと思いますが、何だか抽象的な感じが否めないかな〜と感じたり。
別にマーケティングの言葉の定義にこだわってるわけではありません。いろんな考えがあっても良いと思いますし、それを決めるのに時間を使うくらいならどうやったらもっと世の中が良くなるか、や自分が楽しく過ごせるか、に使いたいです。
ただ、いろんな表現したらいいと思うけど、とても簡単に表現するとこうじゃないかな?というのは、実際長い間マーケティングに携わっていて言える言葉あるかなと思ったまでです。
マーケティング??よくわからん?って思っている人が、めちゃめちゃ簡単に理解してもらえる表現はあるかなと。
私はマーケティング以外にも、自分のキャリアの中で営業や事業戦略、経営企画、ブランディングの仕事をしてきました。
また、半導体から自動車、エンタメ、フォントなどなどいろんな業界のマーケティングの範囲の仕事をしてきましたし、今もいろんな規模・業界のマーケティングに関わる範囲の仕事に携わっています。
そんな感じでいろんな業界・企業を行き来してマーケティング実務をこなしてきた私が思う、一番個人的に分かりやすい「マーケティング」とは・・
「売れる仕組み」を作ることだと思ってます。
よくある誤解。SNSで広告を売ったり、フォロワーを増やしてそこから購入を促進し売り上げをあげる=マーケティング。
これもマーケティングの一つですが、これをマーケティングとするとマーケティングの範囲が狭すぎる。というのが私の見解。
(実際最初にマーケティングに関わる仕事をされる方は、オンラインの1施策の担当から入られることが多いので、このケース結構多いです)
ちなみに上記のSNSの施策は私の定義ではマーケティングコミュニケーション・プロモーションというカテゴリに入ります→また後日説明します!
よくある疑問。セールスとマーケティングは何が違うの?
わたしの見解。セールスは売る活動。マーケティングは売れる仕組みを作る活動。売る活動の中に売れる仕組みを作る活動が重なっている場合もあるし、逆もありえる。
例えばBtoBのセールスだと顧客との生産数調整や不具合問題の対応など売れる仕組みを作る=マーケティング活動に関わらない仕事ももちろんある。BtoBの世界だとリードをマーケティングが担当する、とか言ったりしますが、それはマーケティング=売れる仕組みを作るで売る活動は営業の仕事だからではないかな、と思っています。
よくある疑問その2。マーケティングと広報は何が違うの?
わたしの見解。広報は企業の活動を広く世に広める活動。マーケティング=売れる仕組みを作る活動。企業の活動を広く世に広める活動の中に売れる仕組みを作る活動が重なっている場合もあるし、逆もありえる。
例えば企業の広報活動のなかで不具合対応(何回出るねんって感じですねw)に対して記者会見を開いて説明するという行為は、めちゃめちゃ広い意味だと売れる仕組みを作るために必要な行為ですが、基本的には広報の活動でありマーケティング活動とは遠い。
よくある疑問その3。マーケティングと企画は何が違うの?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(これは余談というか、ちょっとわかりみが深いと思いますので笑また後日過去の実例を含めてコラムを書く予定です。)
ざっとこんな感じで、マーケティング=売れる仕組みを作ることだと認識して貰えば、実際のマーケティングの仕事って人によってはもっと広かったり(オンラインだけ見ている人はオフラインの施策も含めて検討したり、それだけでなくプロダクトやサービス自体の内容を検討したり、はたまた価格を調整したりなど色々ある)、華やかな広告などのクリエイティブだけの世界ではないことに気づいてもらえたりするのかな〜と思います。
そしてここからは完全に私の主観?だだ入りですが笑
マーケティングは魔法の道具でも何でもなくて、顧客や自社、それを取り巻く状況をできるだけ正確に理解して、売れる仕組みを作り、結果売上や収益が積み上がっていく活動です。
よって、「マーケティング」自体は無味無臭。「法務」や「財務」など経営の要素の中の1要素でしかないですが、その中身は「法務」や「財務」などと同様に非常に範囲が広く一朝一夕で身につけられるものではないと思っています。
「マーケティング」で売り上げが一気に※*倍になった!と言っているのは、正確にいうと「マーケティングの中のA施策の結果X月の売上が昨年対比あるいは$%対比で※*倍になった」ということであり、マーケティング自体に何か力があるわけありません。マーケティングは「法務」や「財務」同様無味無臭であり、ただの機能だと思います。
やや長文になってしまいましたので、今日はこんなところで終わりにしたいと思います。
次回からマーケティングって実際どんな活動か?について気ままにお話ししていきたいと思います。
ここまでお読みいただきありがとうございました!おやすみなさい😴
#マーケティング #ブランドマーケティング
よろしければ、サポートをいただければ、私とっても嬉しくて、更に自分に素直に、もっと多くのことを学び、文章を書くことを頑張れます。 感謝を胸に精進し、みなさんの心に残る記事を全力でつくりあげてまいりますので よろしくお願いいたします。