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帰って10分絶品おかず:作りおきも下準備もいらない
武蔵裕子 2018年9月19日発売予定 新星出版社
この本の感想は、実際に作ってみてから書こうと決めていました。
主菜になるもの、副菜になるもの、ごはんもの・麺類、汁物と、この本のなかから一食の献立が組み立てられそうなお料理が紹介されています。
そのどれもが、およそ10分ぐらいで作れるというのです。
写真を見ていると、どれも美味しそう。
しかも、材料が身近なところがいいなぁと思いました。
地方都市の小さめのスーパーで、季節を問わずに手に入れられるようなものばかり。
調味料だって特別なものは使いません。
自炊って大変そう、調理って面倒くさいと思う人に、手に取ってもらっていたい一冊です。
私が選んだのは、麻婆春雨。
今まで作ってみたことのないおかずの一つで、それはレシピを調べて自分で作るときの手間の多さや、味が決まるかどうかの不安が、ためらう原因となっていました。
それなのに。
こんなに簡単でいいんだろうか?とびっくりするぐらい、簡単にできてしまってびっくりです。
本当に、10分でできます。そこもやっぱり、びっくりです。
もっと本格的に作る作り方だって美味しいと思いますが、これだけの味がこんなに簡単にできるなら、また作ろうかなぁと思えました。
丁寧に作るお料理のよさももちろんありますが、その料理の手間や材料から引き算をしていって、これだけで美味しくできるよというお料理のアイデアは、毎日の忙しい中でもなんとか自炊したい人や、自信はないけれども自炊をやっていきたい人を勇気づけてくれます。
包丁で綺麗に切る、細かく切ることに自信がなくても、キッチンバサミを使ったり、手でちぎったりしても、料理はできます。
フライパンや鍋をいくつも用意しなくても、電子レンジと耐熱ボウルだけでなんとかできてしまうことだってあります。
揚げるとなるとハードルが高いと思っていたら、そこはそれで別の手段。
そうやって、本格的ではないけれど、毎日のご飯を楽しく作り、楽しく食べるためのアイデア集なんじゃないかと思いました。
そして、もしかしてここから、料理が楽しくなったりしたら、きっともっと、自分なりの工夫を試していけばいいのです。
さあ、次は何を作りましょう?
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