書籍『オルセー美術館でさがせ!』
ニコラス・ピロー/作 木村泰司/日本語版監修
2020/06/26発刊予定 フレーベル館
こういう絵本、大好きだ。
オルセー美術館には行ったことがなくても、ここに出てくる絵は、どれもこれもがビッグネームの作品ばかり。
ゴーギャンに、ミレーに、ゴッホに、ルノワールに、マネにモネに、ドガにクリムト…、
作品自体がよく知られている絵も多くて、オルセー美術館に行くならこれを見なくちゃと言われていそうなものばかり。
絵ばかりではなく、ロダンの「地獄の門」のような彫刻作品も出てくる。
オルセー美術館のマスコット的な作品であるシロクマの彫刻が、それらの作品の中に隠れている。
そのシロクマ君を探そうという絵本なのだ。
とても楽しい。時々、難しい。
シロクマ君がとても可愛らしいうえに、「そこかい!」「それかーっ」と思わず笑いたくなるような隠れ方をしているのだもの。
子どもと一緒に楽しむこともできれば、大人がくすくすと楽しむことだってできるだろう。
絵がとても鮮明に美しく印刷された本になりそうで、画集としても楽しめそうである。シロクマ君アレンジだけど。
巻末にはしっかりとした解説もあるので、おうちぐらしの友として、美術の勉強をしてみるのもいいと思った。
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