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幸せな瞬間

小2息子と年中娘を送った後に、自転車で買い物へ出掛けた。

目的地に行く途中には、息子の通う小学校がある。
丁度休み時間だったのか、子供たちが大勢校庭で大声を上げて遊んでいる。
遠目からだったのでよく分からないけど、あの中に息子も居るのかなぁと思うと、何だか胸がぎゅっとなった。

息子は小学1年生の時、今より登校拒否がひどかった。

朝起きると「学校怖い!休みたい!!」「学校行かない!!」と感情をあらわにして拒否することもあれば、「お腹痛い」と訴える日もあった。
まともに登校班で登校出来るようになったのは2年生からかも知れない。
去年は、朝突然登校拒否を訴えられることが多く、登校班の集合時間も近づいてくるし焦る焦る、、、
時間ギリギリまで説得を試みるも「休む」の一点張り。。
やむなく道端で待機し、班長さんが登校してくる時に「今日はお休みするね」と伝えたり、それに間に合わなければ集合場所まで走って行ってお休みや遅刻の旨を伝えることもあった。

前もって休み&遅刻が分かっていれば朝こんなに焦ることも無いのにと何度思ったことか、、
けど、前日に「明日は学校怖いから休むね」宣言なんてされたらたぶん私怒り狂うけど。。

それで、学校を遅刻する場合は学校のアプリに「遅刻」と「備考」等を入力して、準備を整えいざ学校へ行くわけだが、、
下の娘が3歳差でまだ小さくて歩かせるのは大変だったので抱っこ紐で抱っこして学校まで30分の道のりを歩いたりして大変だったなぁ、、
それが1回や2回じゃないからね、、何なら週に1回か2回か3回か、、笑

教室まで付いて行った時期もあるけど、校門でバイバイ出来るようになって
遅刻して、だーれも居ない校庭を
息子がたったひとり、てくてく校舎へと歩いて行く後ろ姿、、
まだ1年生で、身体も小さくてランドセルがやたら大きい
その頼りない後ろ姿を思い出しながら、
今日、校庭でたくさんの子供たちが遊んでる中に息子も居て笑っていたのかなと想像すると、何だか涙が込み上げて来る思いだった。
やっとやっと、ここまで来られたねって。

幼稚園の頃から行き渋り・登園拒否そして登校拒否だったけど
優しい先生と優しいお友達、周りの理解があって
息子も小学校を楽しめるようになって本当に良かった。


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