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猫をお迎えするときの準備について思うこと

どんなものが必要か


 いままで何度か猫を飼って、あわてて用意しなくてもよかったなあ、と思ったもの、こんなものを選べばよかったと後悔したものなどを書いてみたいと思います。拾った猫を飼ったとき以外は子猫ばかりでした。今の子はペットショップで購入しましたが、知り合いから譲り受けた子を飼っていました。ご存じのかたもいらっしゃるとは思いますが、猫を拾うのはお勧めしません。体の中に寄生虫がいる場合が多く、耳にもダニがいます。虫を落とすのに1ヵ月くらいかかります。実際に体験しましたが、お知らせできるようなものではないです。人によっては吐き気を感じると思います。

すぐに必要なもの


餌入れ・水入れ


 腰高で、底が少しまるくなっている猫用のものがいいです。そんなに買い替えるものでもないので気に入ったものにするといいと思います。

トイレ


 私は工具を入れるプラスチックのケースを使用しています。昔からやっているので、最近の猫用のものは購入したことがありません。お好みでいいと思います。ただ、トイレはこまめに掃除するのをお勧めします。餌や猫砂が消臭タイプのものでもまったくにおいがないというわけではないです。

キャリー


 早めに用意したほうがいいと思います。子猫の場合は体が小さいので、夜はキャリーに寝かせてもだいじょうぶだからです。寒い季節は人が眠る部屋にキャリーを置いてやればだいじょうぶです。古いタオルなどやわらかいものを敷いてあげます。寒い部屋の場合は工夫が必要かもしれませんが、間に合わせなら容器にお湯を入れたものをいれてあげるなどの方法でもだいじょうぶで、猫用のヒーターを買うほどでもないです。
上下に分かれるタイプが動物病院に連れていくことを考えるとおすすめですが、お好みでかまいません。私は折り畳みタイプを使用しています。キャリーは出しっぱなしにしておいて、入らないようなら中にすこし餌をまいてキャリーのまわりで遊ぶように誘導しておきます。そうすればキャリーの中にいれば暴れずにおとなしく座っていてくれるようになります。


慌てなくて大丈夫なもの


キャットフード


 お迎えする子が食べていたのと同じものを最初はあげることになると思います。確認してからでも遅くはないと思います。その後は入手性が容易なものから検討すればいいと思います。

おやつ


 文字通り、おやつなのですぐでなくてだいじょうぶです。いろいろな種類が売られていますが、生のおやつにまさるものはありません。体が小さいので塩分に気を付ければ何が好きか調べてみてもいいと思います。なにをあげていいかわからないときはささみを味付けなしで水からゆでたものを細くほぐして少しあげるといいです。一度にたくさんあげてはいけないので、わけて与えます。

ケージ


 状況によります。猫でも本やコード類、落ちている小物などをかじってしまいますので、家をあけたりみていられない時間が長いようなら用意したほうがいいです。必須とは思えません。

猫用のベッド


 お好みです。何度か猫を飼いましたが、どの子もベッドを使用しませんでした。まろんは母や私がいつも座る場所の近くにベッドを置いていたので最初のころは少し使用しましたが、その後は家族をおいかけてどこでもついてきて、同じ場所に寝そべるので、ベッドは必要なかったです。むしろ、キャリーに慣れさせるために出しっぱなしにしていたこともあり、キャリーで眠っていました。

爪切り


 子猫の場合は信じられないほど爪が小さく、やわらかいので急いで用意しなくてもいいと思います。気を付けないと血管を傷つけてしまいます。
ギロチンタイプとはさみのタイプがありますが、個人的にははさみのタイプがおすすめです。爪切りが苦手な子でも、爪を切っているところが目に入らないとわりとうまくいくことが多いです。大ぶりなギロチンタイプは爪切りが見えるので、まろんは嫌がりましたので、あとからはさみのタイプに買い替えています。わたしは面倒だったので、以前飼っていた猫は人用の普通の爪切りでやっていました。

ブラシ


 長毛種ならはやめに準備したほうがいいと思います。子猫の毛はやわらかくて油断するとからまります。短毛種ならあわてなくても大丈夫です。

寒い季節は冷えないように気を付ける


 夜、冷える季節の場合は寝室にケージやキャリーを置いて冷えすぎないようにしてあげるといいです。かわいくていっしょにいたいので別の部屋に置いたことがありませんので、その場合は経験がないのでわからないです。
それに、いっしょの部屋で寝ると、大きくなってからもいっしょに寝てくれます。
 寝返りを打った拍子にけがをさせるといけないので、いっしょに寝るのはやめたほうがいいことだけはたしかです。

名前を呼んだら来てくれると便利


 クリッカーを用意して、名前を呼んだら来てくれるように教えておくとなにかと便利です。行って欲しくない場所に行ってしまったときや、どこにいるかわからなくて見つけられないときなどです。

名前を呼んだりさわったり


 お迎えした子をたくさんさわりたいなら、毎日名前を呼んだりさわったりしてあげるのがいいです。遠慮してさわらないでいると仲良くなる機会を失ってしまいます。大きくなった子をお迎えする場合は、あとからの習慣の変更が困難なので、さわるのを受け入れてくれる子を選ぶのがいいと思います。

書籍の紹介


 個人的に気に入っている本をご紹介します

「猫的感覚」 ジョン・ブラッドショー
「猫のクリッカートレーニング」 カレン・プライア
「猫との暮らしが変わる遊びのレシピ」 坂崎清歌・青木愛弓


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