
【日記】最近森カリオペのJ-ラップLIVEをずっと見てる
前々から海外Vtuberをよく見ているという話はしていますが、最近は森カリオペを中心にホロライブの配信を見ることが多いです。
ホロライブの(他の企業Vtuberも同じかもしれない)Vtuberって3D ライブをすることが多いんですね。CGでコンサート会場を作って、3Dモデルを動かしてVtuberが歌ったり踊ったりするやつです。
特に森カリオペは歌がストロングポイントなので、結構頻繁にこのライブをやります。
先月末10/31に配信された「J-RAP in JIGOKU」と銘打たれたライブがどうやら僕の心にヒットしたみたいで、ちょっと耳が寂しいなと感じたらこのライブを開いていて、もう何回も見ています。
上に貼ったリンクから無料で見れます。時間は1時間ちょっと。手軽です。
セットリスト
•夜ふかしの歌 / Creepy Nuts / 2018
Solo
今の時代を代表するラップユニットCreepy Nutsの曲
•まつり / 藤井風 / 2022
+ Nerissa Ravencroft
•気分上々↑↑ / mihimaruGT / 2006
+ FuwaMoco
•オーディエンスを沸かす程度の能力 / Rapbit・Ill.Bell / 2008
+ Pavolia Reine
元々はニコニコ動画に投稿された曲。このライブで初めて知ったが好きになった。この記事を書こうと思ったきっかけ。
•Femme Fatale / 中王区 / 2020
+ Hakos Baelz, 角巻 わため
ヒプノシスマイクの曲
•共闘 feat. RYOKI / Syudou / 2024
+ Hakos baelz
あっこれ野球中継の曲だって思った。
このsyudouって人、adoのうっせえわの作詞作曲してたんですね。
•GILA GILA feat. JP THE WAVY, YZERR / Awich / 2021
Solo
•Miss you / m-flo / 2003
Solo
この曲は男声パートと女声パートがあるけど、カリオペが2人に分身してそれぞれのパートを歌っていて、Vtuberならではの表現だと思った。
•It’s Going Down Now / 高橋あず美,Lotus juice,アトラスサウンドチーム / 2024
+ Lotus Juice
ペルソナ3 リロードというゲームの挿入歌。
Lotus Juiceが実写で出てきてカリオペの隣で歌ってて、そういうのありなんだって思った。
•Super Shooter / RIP SLYME / 2004
Solo
次の流行りか懐古主義か
全部で12曲あります。その半分が最近の曲で、もう半分は2000年代の曲です。
(ペルソナの曲はリメイク版で追加された曲だから最近の曲だけど、元のゲームは2006年のものなので、本当は2000年代でカウントしたい)
このライブでは森カリオペのルーツをテーマにJ-RAP(日本のラップの曲)が集められています。2000年代の曲が多いのはその年代の曲が彼女のルーツだからだと思っています。事実、「オーディエンスを〜」は、これがカリオペのルーツだとライブ中に語られています。
確かにこう改めて聴いてみると、この2000年代のJ-RAPの曲には独特な特徴があるような気がします。僕はあまり音楽に明るくないので上手く言語化は出来ないですが、この時代のラップミュージック特有の魅力があるのではないでしょうか。
もちろん私は2000年代後半を中学生として過ごしたので、懐古主義的なバイアスがかかっている可能性も大いにあります。だから心地よく感じて何回も視聴するし、こうやってnoteの記事を書いているのかもしれません。しかし、セットリストにある2000年代の曲は「気分上々↑↑」を除いて今回初めて聴いたものばかりなので、きっと懐かしさだけではないはずです。
2010年代の終わり頃から、80年代ミュージックであるシティポップが海外の若者に大流行しています。当初は日本のメディアがまた大袈裟に言ってると思ってたんですが、20代のYouTuberが山下達郎のライブに行った話をしてたり、松原みき「真夜中のドア〜stay with me」の知名度がかなり高いのを見ると、全くもって大袈裟じゃないようです。
シティポップが約40年後に海外の若者にウケたことを考えると、2000年代J-RAPも未来の誰かにウケる可能性があるのではないでしょうか。久しぶりに2000年代のラップ曲を聴いて、その独特な空気感に触れた結果、そんなことを思ってしまいました。
※シティポップの流行についてはNHKが面白い記事を出してたので良かったらどうぞ。
あんまり関係ないけど
このライブの最後にグッズの紹介があるんですが、最初にカリオペが英語でだだだーっとポスターとかパーカーとかの商品の説明をして、最後に一言「とっても素敵なポスターです」「とっても素敵なフーディーです」みたいに日本語で付け加えるのが可愛らしいなと思いました。
ではまた明日。
※アーティスト名とかを間違っちゃいけないと思ってWikipediaを見ながら書いてたんだけど、最近は多くの曲が大体配信限定シングルとしてリリースされててびっくりした。いや、状況を考えれば全くおかしくないんだけども……