怠惰な人間のライフハック事例 | 家事地獄脱出編 猫の手も借りてみよう
あなたは見栄っ張りですか。
今回はいきなり家事の記事、しかも余談編である。
前回の続きももちろんあるけれど、思いついたときに書いておかないと忘れちゃうのである。
怠惰なくせに見栄っ張りというひねくれ者の私がライフハックを見つけ始める前、一時的に生活が普通の人レベルになったことがある。
魔法が起こったのは大学生の時だった。
見栄っ張りの皆様は多分共感してくれると思うのだが、なるべく人前ではしっかりした人でいたい。だめ人間は押入れの奥に押し込めてきちんとした人になろうとする。
そんな人間がさぼらず家事に取り組める方法が「猫の手も借りてみよう」である。
猫の手とは具体的になにかというと、他人の目である。
同棲、ルームシェア、シェアハウス。どれでもよいのだが誰かと一緒に住むことによって持ち前の見栄っ張りが発動し、怠惰なりに工夫をしながら少しは家事をやるようになる。というか、たいていの人間は我々怠惰ピープルより真面目に家事をするので、怠惰な人間は怒られてちゃんとやらざるを得ない。
他人の目があれば、家事のうち少なくとも片付けは進むため、山のように積まれた荷物に埋もれたリビングなどは存在しなくなる。
なお、この場合は同居相手として家族はできるだけ避けたほうがよい。ひとによるが、「これくらいいいだろう」という甘えが出てしまうからだ。
猫の手という意味では、私は間に管理人や清掃が入るシェアハウスをお勧めする。
もちろん、人と一緒に暮らすのが苦手な人もいると思うので、もし興味があれば程度だが。
管理人がいるような家は、共用部に私物を置いておくと捨てられたりなどのルールがあるため、強制力をもって片付けなどに取り組める。
また、同じ理屈でいろいろな背景の人間が集まるシェアハウスにおいて、一定のきれいさを担保してくれる。水回りの掃除がなくなるのも魅力的だ。
片付け以外にも料理を作っている住人を見ていればなんとなく料理のモチベーションもわいてくるし、洗濯も放置はできないので進むようになる。
よっぽど疲れていなければ、生活がある程度強制的に回されることになる。
もちろん家事以外の面でのメリット・デメリットの比較も重要なので、ご参考まで。
ただ、筆者は非常に生活がはかどったのも事実であるので、他人との生活にそこまで抵抗感のない方(最近は個室タイプの家もある)にお勧めだ。