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自己を肯定すること

13歳
中学生になると周りの環境は様変わりした。

この頃1番の思い出は「絶対的上下関係」

経験したからこそ上下関係は概ね理解できるが、子供の自分が経験したことのないものを想像するのは難しい。

先輩から脈々と受け継がれる謎ルール
・スカートの丈は膝下
・スクールバックは肩にかけてはいけない
・髪の毛を結ぶ位置は耳より下、、、

中学生ながら疑問に思う内容も多かったが直感的に逆らってはいけないと感じた。
具体的に何が嫌とかはないのだろう。

「なんとなく」は魔法の言葉

嫌味や小言なんて日常茶飯時
先生は状況を知っていても「それが後輩だ」とガラパゴス思考
やってもやらなくても結果怒られる。。。
少しずつ混乱し1学期の終わりに限界がきたのだ。

夏休みは部活に行かず過ごした。

夏休みが残りわずかとなった頃、担任兼顧問に呼び出しを受け母と学校に向かった
そこで告げられたのは「先輩の前で謝ろう?」
の言葉。

廊下に上級生が横一列に並んでいる前で謝罪をした

あの光景が今でも鮮明に覚えている。

部活を休んだことはいけなかったのか
先輩の小言に耐えられなかったのが悪かったのか
モヤっとした感情の行き場は迷子だった

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