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整骨院の先生が教える、ランニングドリルの具体例㉑

おはようございます!
八王子市で整骨院を経営しております、玉置(たまおき)洋介です。

さて昨日はランニング(特にマラソンなどの長い距離)初心者が特にやらなくてもよいランニングドリルについてお伝えしました。

これらのランニングドリルは、楽に長くというよりも、より速く走るためのものになるかなと、実際にやってみて感じたからです。

もちろんトラック競技やロードでも5㎞くらいの短い距離を専門でやるという方や、マラソンでサブ3.5以上、なんならサブ3を目指すというのであれば、徐々に取り入れてみてもいいとは思います。

ただ負荷も高くなるので、ケガには十分気を付けてやってくださいね!


で、今日は昨日のブログでも触れたけれども説明していない『ギャロップ』と呼ばれるドリルをご紹介します。
本当はドリルについては1月いっぱい、しかも20回で終われたらキリがよかったのですが、ちょっとこれは伝えておきたいなと思って書いています。

それがこちらです。

動きは2拍子のもも上げに似ています。こちらに2拍子のもも上げのことを書いています、

この2拍子のもも上げに前に進む力を加えたのがギャロップと思ってもらえればと思います。

気を付けるポイントは
・早く進むけれども、前に上げた膝から下は振り出さない
というのと
・とにかく地面は足首を使って蹴らない
ということです。
つまりはもも上げのポイントと一緒です。

ただリズムが、タンタンタンタン…ではなく、ターンタターンタターン…となるだけです。
走するためにもも上げの時にしっかりとためをつくれるようにしましょう。

ついた足は最初は何も考えずに離すだけでもいいと思います。
分かるようになってきたら、靴の反発を使いましょう。
イメージ的には地面を足首は動かさずに足の裏全体で押すようにすると、反発を感じやすくなります。
ただこれをすると疲れやすくなるので、最終的にはそこまでしなくても感じられるようになるのがいいですね。

とこのような感じで、もも上げをより走るに近づけたのがギャロップです。

ちなみにギャロップの動きを間のターンタターンの『タ』を挟まずに片足ずつ交互に行うのがバウンディングになります。

この間が入るか入らないかで、かなり負荷が変わります。(これは実際やってみればわかります)

片足ずつにはなりますが、反対の足で間をつくれる分、着地の負荷が減りますので、ケガのリスクが下がります。

2拍子のもも上げに慣れてきたら、このような動きで違う刺激を入れると、よりフォームの改善にもつながりやすいですし、結果楽に走れるようになります。

初心者向けのちょこっと上のステップにはなるかもしれませんが、このようなドリルもやってみて下さいね!


それでは今日はこの辺で。
また明日のコラムもお楽しみに!

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