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走る整骨院の先生が教える、ランニングドリルの具体例⑱
おはようございます!
八王子市で整骨院を経営しております、玉置(たまおき)洋介です。
前回は先日の30㎞ランで感じたこととランニングドリルの必要性の再確認について書きました。
ここしばらく痛くならない太ももの前が筋肉痛になり、膝のお皿の周りが痛くなりそう(回避しましたが)になるなど、フォームの問題からなりやすそうな症状が出たので、このテーマを題材にしました。
今回はちょっと風が強すぎたのでイレギュラーとも言えますが、実際に本番でこのような事態が起こることもあるので、そこでどうするかを考える機会にもなったかなとも思います。
ちなみに私の中の結論としては、こういう時はあまり無理しない!ですかね。
私はプロランナーでもないし、それで生計を立てているわけでもないですから。
さて気を取り直して、今回のランニングドリルですが、腸腰筋を刺激するランニングドリルになります。
前に腸腰筋を刺激するランニングドリルとして、足を延ばして行う方法をお伝えしました。
今回はちょっと違うバージョンをお伝えします。
それがこちら。
腸腰筋は股関節を90度以上持ち上げるときに一番働く筋肉です。
ですので立った状態で股関節を90度上げて、そこからさらに上げ下げを繰り返すものになります。
ポイントは
・骨盤をなるべく動かさない
股関節を90度以上持ち上げようと、膝を上げたときに骨盤が後ろに倒れやすくなります。
骨盤を後ろに倒してしまうと、股関節の角度は90度以上曲がらなくなり、腸腰筋にうまく刺激が入りにくくなります。
ですので、しっかりとまっすぐ立って、骨盤の角度が変わらないようにしましょう。
・背中を丸めない
背中が丸まってしまうと、結果的に骨盤が後ろに倒れやすくなってしまいます。
ですので背中もまっすぐに立てた状態(直立)で行いましょう。
・ふらつかないように反対の足でしっかりと立つ
走るということは、必ず地面から両足が離れて、そこから片足で着地する時間があります。
この時身体を安定させられていれば、次の一歩にもつなげられますし、無駄な力を使わなくて済みます。
もも上げの時に片足立ちで止まることは、その際に働く筋肉に刺激が入りますし、そこでの安定感に繋がりますので、そこも意識できるといいですね。
実際に走るときはそこまでもも上げはしませんが、腸腰筋が働くかどうかで足をあげる時だけでなく、腰の位置を高く保つためにも働きます。
ですのでしっかりと腸腰筋を使えるようにしておきましょう!
今回は以上です!
それではまた明日のブログでお会いしましょう!