#9 とりとめのない散歩日記(源泉掛け流し)
今日の投稿は、
文章を練り練りすることなく、
思い浮かんだものをそのまま記してみました。
源泉掛け流しなので
オチもなければ、読みやすくもないです。
おヒマならどうぞ。
朝早く起きて散歩をした。
珍しく早く起きられたのには理由がある。
昨夜はソファで寝てたのだ。
取り込んだ洗濯物を畳んでから、
今日の洗濯物を回したところまでは憶えている。
一気に乾燥までしてしまうから、
開始ボタンを押せばひと安心だ…と
安心して、横になり、そのまま寝たらしい。
何はともあれ、
せっかく得た朝の時間をダラダラ過ごすのではなく、
外に出て歩こうと思えた自分を讃えながら、
まだ気温が上がる前の空気をくぐる。
ぐんぐんと日は昇り、あっという間に暑くなった。
まだ朝とはいえ、
また最近涼しくなってきたとはいえ、
日なたの熱は少し鬱陶しい。
なるべく日陰を選んで歩くことにする。
歩くと、思考が進み、言葉が出てくる。
それらをまとめるために一度ベンチに座る。
今日も空が青い。
大きな刷毛で雑に撫でたような雲をバックに、
低い位置にある小さな雲は急いで流れていく。
背中に当たる陽が暑くなってきた。
いつまでこうしていようかな?
しばらくこの時間を味わっていたいけれど、
ぼちぼち戻らなくてはいけない。
そう思っているのに、
タイミングよく心地よい風が吹き始める。
さっきの雲は大きな木の向こうに隠れてしまった。
せっかく外に出て、自然の中を歩き、
自然の仲間に加えてもらってるにも関わらず、
結局スマホでせっせと文字を打ち込んでいる。
画面上の表示によると、いま約500文字らしい。
画面に反射する自分の顔。髪伸びたなぁ。
次の雲がやって来た。
動いてなさそうだった後ろの雲も、
よく見たら形が変わってきている。
僕もそろそろ行こうか。
帰りは相棒を耳に装着して、
少し懐かしい曲を聴こう。
こうやって気分で選ぶことも大事にする。
理性や理屈じゃない部分で行動を決めるときこそ、
生きている実感があったりする。
こういうときに出会った偶然が、気づきをくれることもある。
メロディと下ハモリを行ったり来たり。
下手くそだけど、誰かに聴かせてる訳じゃない。
自分のために歌う鼻歌は、一番自由な自己表現だ。
あ、この曲懐かしい。
あと少しだけ、ちょっとだけ回り道をして帰ろう。
おわり。