見出し画像

#18 毎日クイズ大会

5歳の娘はクイズにハマっている。

「赤くて、まるい、野菜は?」とか、
「黄色くて、長くて、皮をむいてたべる果物は?」とか、
そんな感じ。
(食べ物率が高い。笑)

まだ難しいものは答えられない。
なぞなぞも、まだ難しい部類に入るけど、

最近になって「それは簡単すぎ!」とか、
難易度に言及するようになってきて、
順調な成長を感じさせてくれる。


クイズ大会の開催時期・頻度としては、
・保育園からの帰り道でクイズ
・ごはんを食べながらクイズ
・お風呂でもクイズ
・上がって身体を拭きながらクイズ
・ヒマだと思ったらクイズ etc.

思いついたその時が、クイズをやるとき!
習慣というか日常になりつつある、大好きな遊び。


■正解すると 一緒に喜ぶスタイル


遊び方の基本は、
お互いが交互にクイズを出し合う形式。
それを 娘は好んで提案する。
答えるのもやりたいし、出すのもやりたいってことだ。

娘らしくて面白いなぁと感じているのが、
勝ち負けでやってないところ。
出題者のときも、
「正解させないように」とは 全く思っていない。

実に平和なクイズ大会。

僕はたまに、わざと間違えてみたり、
分からないフリをしてみることもあるが、
それで特別喜ぶ素ぶりはない。
(やりすぎても興醒めだし、やめようかな。)

一発ですぐに当てられたとしても、
「やったね!」と喜びを分かち合ってくれるし、
分からないときは、ヒントを惜しまない。
クイズという遊び、そのやりとりを、
ただただ楽しんでいるみたいだ。


■遊び相手としての 腕の見せどころ


「子ども相手に手加減する」というと聞こえは悪いが、
出題するクイズの難易度は、娘に合わせなくてはならない。

が、所詮子どもの遊びと侮るなかれ。
相手に合わせる、難易度を下げる、手加減する
というのは、別の難しさがある。

しかも、こうも頻繁にやっていては、
あっという間に 問題パターンが足りなくなるので、
出題者としては
面白く、飽きさせない工夫も求められる。

なにせ、相手はどんどん頭が良くなっていくのだ。
記憶力も思考力も日々成長していく。
同じ手はいつまでも通用しない。


他人(そもそも自分とは違う生き物)を
楽しませる、喜ばせるというのは、
こんなにも難しいことなのね。


でも、まだまだ純粋に楽しむ娘には、
もうしばらくそれを味わっていて欲しいし、
できるだけ長く、その気持ちを忘れないでいて欲しい。

ここは父にとって 腕の見せどころだ。
だから今日も、一生懸命クイズを考える。
スーパーで野菜を見ながら、クイズのネタを探す。


おわり。

いいなと思ったら応援しよう!