生まれてくるんじゃなかった
「生まれてくるんじゃなかった」
何度思ったことか。
今日も思っている。
わたしはもうアラサーだ。
自分が思い描いていたアラサーよりしんどい生活を送っている。
わたしは自分がしんどいだけでなく、周りの人間もツラい思いにさせてしまっているようだ。
自暴自棄したい時は体に悪いと分かっていながらカップ麺をドカ食い。
食べた後は後悔する。
いわゆる「むちゃ食い症」
自分が惨めだと思いながら、泣きながら食べている。
なんで泣いているのか分からない。
泣きたくて仕方ない。
生まれてくるんじゃなかった。
壁に炭酸水のペットボトルを投げて穴を空けてしまった。
泣きたくても泣けなくて投げるしかなかった。
周りは呆れる。発狂する。
わたしは周りの人まで不幸にする価値の無い人間なのだ。
生まれてこなきゃ良かった。
発達障害で生まれてきてツラい。
なんで発達障害なのだろう。
何もかもが嫌になる。
発達障害で、他の人と違って何もかもが不器用。
自分を蔑ろに扱ってくる人ばかり。
私を「負け組」と思った途端に仲間外れにする。
『人付き合い下手くそそうで可哀想』
と知り合い程度の人に言われたこともある。
彼は頭が良く鋭いから私の不器用な所に気付いたのだろうけど、
単刀直入に言われてショックだった。
当時通っていた中央区のカウンセリングの先生にも私がダメだと呆れられたコメントをされた。
カウンセラーって人の心のケアをする場所じゃないの、とは今は思うけど、当時の自分は「こんな自分がいけないんだ」と思っていた。
本当に生きづらい。
生きてこなきゃ良かった。