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【マンガ】「キン肉マン」アニメ化

「キン肉マン」が数十年振りにアニメ化される。

キン肉マン世代ど真ん中なので、少年の心に戻り観ようと思っている。

思えば、かつてアニメは子どものものだった。

アニメを観る大人はちょっと「オタク」というかそういう時代を生きてきたので、
中年になってキン肉マンを楽しみにしていることが少し恥ずかしくもある。

しかし、今は多様性の時代。

本当に良い時代になって来ていると思う。

これで戦争がなければ最高なのに。

戦争と言えば、機械超人の「ウォーズマン」である。
なにせ、名前に「wars」が入っているので。

もう一人は、「ブロッケンJr」である。
ナチスドイツを思わせる毒ガス攻撃を持っている。

これだけを聞くと悪者に思えるが、2人とも「正義超人」である。

当初、対立していた超人たちが戦いを通じて「友情」に目覚めていくのがキン肉マンのテーマである。

しかし、現実は甘くない。
戦争からは友情は生まれない。
憎しみしか生まない。

同じ漫画家でも戦争体験をした
やなせたかしさんや水木しげるさんは
「戦争だけはしちゃいかん」と言い残して
この世を去った。

誤解を招くような流れになってしまったが、
キン肉マンでいう戦いは、「超人プロレス」というものであり、戦争ではない。

「プロレス」は平和のイメージがある。
これはひとえにアントニオ猪木さんの功績が大である。
北朝鮮に訪問してプロレス興行したことはあまりにも有名な話だ。
また、最近では本気ではないことを「プロレス」と表現したりもする。

「友情・努力・勝利」という令和時代では出てこないキーワードに浸れるキン肉マンをおじさん達は懐かしい気持ちで観ることであろう。

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