順風満帆とはいかない : 定時制高校に通う日々を振り返って
こんばんは、アラフィフ田舎暮らしの海野ゆうです。
昨年6月に手術をしまして、その後自宅療養を経て、
昨年11月末から時短ながらお仕事(事務職)復帰しました。
日々ゆるゆると暮らしています。
我が家には受験生がおりまして、大学進学を目指しています。
我が家の受験生を仮に「いちご」としますね。
現在高校3年のいちご、定時制高校に通っています。
3年前の中学3年の時のこと、
教室に入れなくなり4月から登校できなくなったいちご
週一で別室登校、定期テストの時だけは中学へ行ったものの
卒業後は知り合いのいない高校に進みたいと
県立の定時制高校に進学しました。
入学当初より大学進学を視野に入れて
英検を何度も受験したり
(なんとか2級は合格できました)
定期テストは気を抜かず対策をしたり
(中3前から家庭教師をつけていました)
皆勤を目指して、学校を休まないよう努力を続けてきました。
誤解されるかもしれませんが、登校に関しては私が無理強いした訳ではなく、あくまで本人の意地です。
そして2年次からは生徒会活動に夢中になり、
先月の文化祭では舞台監督を務め、無事成功裏に終えることができました。
このように書くと順風満帆な高校生活だったと思われるかもしれませんが、
1年次の冬の頃でしょうか、高校を辞めたくなったりして、一時期辛そうでした。
しかも2年次の5月に
母である私の病気が発覚
翌月6月には手術と、我が家にとって一大事の出来事もありました。
心が折れそうなそんな中、
とある1年上の先輩に生徒会活動に誘われてから
劇的に変わりました。
その生徒会に入ることで自分の居場所を見つけたのです。
また別のクラスの大学進学希望の子と仲良くなり
テスト前は一緒に勉強することが多くなりました。
色んなところで仲間ができて、それが辞めたい気持ちを忘れさせてくれたようです。
中学3年の時もそうでしたが、心の拠り所がないと
たった数年間の学生生活でも続けていくのが難しいのでしょう。
(いちご中学3年の時の心の拠り所についてはまた今度に)
本来なら4年で卒業の定時制高校ですが、
他部履修といって決められた時間外の授業を選択することで3年での卒業も可能です。
いちごの場合「こんな高校4年も通ってられるか!」と言いまして
1年次の後期から他部履修でも単位を取り三年間で来春卒業の見込みです。
この2年半の間なんとか頑張ってきたおかげで
学校推薦型選抜いわゆる指定校推薦の受験ができました。
あとは先日受けた入試の吉報をドキドキしながら待つだけ
(もちろん2月の定期テストもまだ残ってますが)
ということで
いちごの高校生活は
「心の拠り所」と「自分の居場所」
この2つがあって何とかなりました。
そして
仲良くしてくれた高校のクラスメイト
生徒会の仲間
家庭教師の先生
色々と気にかけていただいた高校の先生
中学の同級生で高校は別々でも仲良くしてくれたMちゃん、Yちゃん、MNちゃん
皆さんに感謝します。