高一で数lll・Cまで独学で終わらせた方法
はじめに
筆者は偏差値60後半の高校に通う東大志望の1年生です。
ただの高校生なので情報としては信頼性、再現性にかけると思われます。あくまでも聞き流す程度でこの記事を読んで頂けると幸いです。
使用参考書
以下、主に使用した2冊を紹介します。
入門問題精講 数Ⅰ・A 数II・B 数lll・C

https://www.amazon.co.jp/%E6%95%B0%E5%AD%A6%E2%85%A0%E3%83%BB-%E5%85%A5%E9%96%80%E5%95%8F%E9%A1%8C%E7%B2%BE%E8%AC%9B-%E6%94%B9%E8%A8%82%E7%89%88-%E6%B1%A0%E7%94%B0%E6%B4%8B%E4%BB%8B/dp/4010349158
使用時期 数Ⅰ・A 5月~6月
数II・B 6月~8月
数lll・C 8月~9月(夏休みブースト)
感想
先取りをする上で絶対必要なステップである初学を丁寧に教えてくれる入門書。これが無かったら多分先取りは不可能だったと思う。筆者は入門問題精講以外の入門書(はじはじ、やさしい高校数学など)を使用したことはない為、比較レビューは出来ないが、
入門問題精講は初学者が躓きそうな所を丁寧な解説で理解させてくれる(それでも躓く点はあるが)ので、効率的な勉強ができた。
また、コラムが充実しているのもイチオシポイントの一つ。勉強のモチベーション維持にとんでもなく役立った。(特に数lll・Cの数学の宝石については必読。勉強してよかったな。と思える内容だった。)
ただ、講義パートでインプットした後のアウトプットの段階における例題が入門問題精講のみでは明らかに不足していた為、同じか1つ上くらいのレベルの問題を集めた黄チャートを使用した。
黄色チャート 数II・B 数lll・C

https://www.amazon.co.jp/%E6%96%B0%E8%AA%B2%E7%A8%8B-%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%83%88%E5%BC%8F-%E8%A7%A3%E6%B3%95%E3%81%A8%E6%BC%94%E7%BF%92-%E6%95%B0%E5%AD%A6%E2%85%A1%EF%BC%8B%EF%BC%A2-%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%83%88%E7%A0%94%E7%A9%B6%E6%89%80/dp/4410107275
使用時期 数II・B 6月~9月 数lll・C 7月~9月
数Ⅰ・Aを先取りした際に入門問題精講➝青チャートだと難易度に意外と差があることに気づいたので、先取りをする際に意識していた「理解は浅くてもとりあえず全範囲終わらせる」を達成する為に1段階レベルを低くし、黄チャートを採用した。実際、入門問題精講➝黄チャートだとすんなりと接続出来た気がする。ただ、解説のテイストが違うので、最初は苦労するかもしれない。(それは2つの参考書を使用する以上、仕方のない事だが)
その他、役立ったもの
Youtube
躓く点が出るたびに、youtubeで検索して取り敢えず動画を見漁った。特に漸化式の全パターン解説や二項定理のアニメーション解説は死ぬほど役立った。また、基本的なものの解説だけではなく、プラスアルファの知識や、完全なネタなどもモチベーション維持に役立った。
自習室
9月位に東進衛星予備校の方に入塾させて頂き、自習室を積極的に利用しました。(特待とか知らなくて普通に入塾してしまった。親に申し訳ない。)
家では勉強出来ないタイプなのでものすごく助かった。自分を強制的に集中出来る環境におけるのは学習において、死ぬほどアドバンテージになりました。
まとめ
数学全体の完成度としては共テ同日で数Ⅰ・A、数II・B・Cはどちらも7割超えれたので良かったと思う。
また、東進に入ってからは数学の真髄を受講したのも、完成度を上げる要因になったと思う。
とりあえず、先取りの最初の目標は達成出来たので、これからは2次試験レベルに対応できるような力を身につけたい。