"人見知り"という思い込みからの卒業 〜ある食事会での気づき〜
私は自分から知らない人に話しかけるのが超苦手です。
いわゆる「人見知り」です。
でも、昨夜、そんな自分の思い込みを一歩越えた気がしました。
その体験をお話しします。
理想の自分 vs. 現実の自分
実は私、「人見知り」のくせに、こんな自分の理想像を抱いています。
人間関係のハブ的存在である
「あの人がいないと始まらない」と仲間からの誘いが絶えない
初対面でも会話が弾み、「あの人とまた話したい」と好印象を残す
でも、現実の私は、と言うと…
知らない人が集まる場所では固まってしまう
知り合いがいない会合では手持ち無沙汰で落ち着かない
「あの時いました?」と言われるほど、何の印象も残していない
ある食事会での出来事
昨夜、久しぶりに、以前通っていたイタリア料理教室主催の食事会に参加しました。
5人席テーブルに着くと、既に2人の先客がいて楽しく談笑中。
「話に入っていけない...」
いつもの私なら、そこで諦めていたはず。
でも昨夜は違いました。
せっかく縁あって同じテーブルになったのだからと、
乾杯をきっかけに思い切って話しかけてみたんです。
「こちらの料理教室には長く通われているんですか?」
(犬好きらしいと分かって)「どんな犬を飼われているんですか?」
すると驚いたことに、
会話が自然に広がり、後から遅れてきた2人も交えて、
5人のテーブル全体が一つになっていったんです!
そして、私自身、気疲れすることもなく、楽しい時間が過ごせました。
気づいたこと
私たちは、往々にして自分を「〇〇な人間」と決めつけがち。
でも、その枠を作っているのは、実は自分自身なのかもしれません。
昨夜の私は、周りから見たら"人見知り"どころか、むしろ社交的に映ったはず。
"人見知り"というのは、私の思い込みに過ぎなかったんですね。
いえ、正直に言うと、まだその思い込みはぬぐい切れてはいません。
でも、思い込みから一歩踏み出せた気はしています。
さいごに
自分の殻を破るのに、特別な才能はいりません。
必要なのは、ほんの少しの勇気と、
「やってみよう」という一歩を踏み出す決心だけ。
みなさんも、自分に貼ったレッテルを一度見直してみませんか?
意外な自分に出会えるかもしれません。