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英語のシャドーイングにおすすめのポッドキャスト3選

ポッドキャストは英語のシャドーイングに向いている最高の教材だと思う。
多種多様なコンテンツが無料で聴ける上に、日常で話される英語の発音練習に使える。
10年近くいろいろと聴き浸っている中でも特にお気に入りで、英語のシャドーイングに向いているエピソードを紹介しよう。(文中、敬称略)

①エマ・ワトソンのイギリス英語が美しく、質問や相槌の仕方が素晴らしい

女優のエマ・ワトソンが、ノーベル平和賞を受賞したマララ・ユスフザイにインタビューした際の対談。

エマ・ワトソンの話すブリティッシュアクセントが明瞭で自然な上に、抑揚や息継ぎが勉強になる。質問はもともと準備されているものを読み上げているが、適宜自身のコメントを加えて質問している上に、相槌や応答が全体的に極めてポジティブで、英語表現をそのまま拝借したくなる。

マララ・ユスフザイの方も、間髪入れず流れるように答えており、強い意志と深い思考が感じ取れる。質問内容は事前に知らされていたとは思うが、答える際に一切カンペを見ていないのも関心してしまう。インタビュー慣れしているといえばそれまでだが、当時20代前半の若さでこの落ち着きはすごい。

YouTubeに映像版が上がっており、特大の字幕がつけられていたのでこちらをリンクしておく。

余談だが、エピソード内でマララが紹介しエマも大好きだと答えた、カーレド・ホッセイニ著『千の輝く太陽』、私もすぐさま購入した。アマゾンのレビュー欄に並ぶコメントも表現力豊かで、いまだ読んでいないのに涙が滲む気がしてくる。早く読み終えなければ…


②こんまりの通訳者、飯田まりえの軽やかなアメリカ英語と言葉のチョイスが勉強になる

「こんまりメソッド」で一躍有名になった片づけコンサルタント、こんまりこと近藤麻理恵が、Netflixのシリーズに登場した際、その通訳を担った飯田まりえのインタビュー。

「ときめく」を"Spark Joy"と訳し、「ときめくかどうか」を片づけのものさしにするポジティブさを世界中に広めたことは有名だ。

そんな飯田まりえが、日米を行き来して育った幼少期の話や、通訳者になるまでのエピソード、近藤麻理恵と出会い彼女の通訳になるいきさつをインタビューで答えているポッドキャスト。

滑らかなアメリカ英語はもとより、バイリンガルならではの経験、思考プロセスなどの表現、インタビュアーとの応酬、言葉の選択などが参考になる


③別れの経験と心境について、女性3人がブリティッシュ/アメリカンアクセントで話し続ける

BBCのジャーナリストDatshiane Navanayagamが、毎回2人の女性を迎えてさまざまテーマで語り合う番組、"The Conversation"。

高頻度でエピソードが更新されるので、すべてに追いつくことを諦めているのだが、そんな中でもブックマークし何度か聴いているエピソードが "Finding love after divorce" である。

離婚などの別れを経験したゲストの女性が、その経験や苦悩、心境について語る内容や表現が参考になる上に、それぞれが明瞭なブリティッシュ/アメリカンアクセントで話し続けるので、違いを聴き分けるのが楽しい。
イントネーションももちろん参考になるし、どのように自分のストーリーテリングを展開するか、という視点でも勉強になる。



また気が向いたら、おすすめのポッドキャスト番組やエピソードを紹介します、たぶん。


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