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初音ミクのワールドツアー10周年記念 MIKU EXPOに行ってきた

バーチャルシンガー・初音ミクのワールドツアー、「HATSUNE MIKU EXPO」が4年振りに開催されている。ヨーロッパはロンドンを皮切りに、ブリュッセル、パリ、アムステルダム、デュッセルドルフ、ベルリンの6都市を巡るというので、ロンドン公演へ行ってきた。

ヨーロッパ公演の初音ミクは大人っぽい雰囲気にアレンジされている。
今年の春に北米17都市で開催、このあとオセアニア5都市での公演があるというのだから、気合の入った規模である。

私は、日本で開催されている「マジカルミライ」に一度だけ行ったことがあるが、ワールドツアー版のMIKU EXPOは初めて。
最近のボカロ曲はあまり知らないけど、せっかく初音ミクがロンドンに来るので久々に観ようとチケットを入手した。

会場へ向かう途中、初音ミクや鏡音リン・レンなど、バーチャルシンガーのコスプレをしているファンを何人も見かけ、それがかなり本格的な装いで驚いた。
まさかロンドンの中心部で、馴染みのあるキャラクターのコスプレを見かけるとは。人混みの中で良い意味で「浮いて」いて微笑ましくなった。

しかし会場のOVO アリーナ・ウェンブリーへ到着すると、「ヨーロッパでもこんなにファンがいたの」と度肝を抜かれるほど、コスプレイヤーやグッズを身にまとったファンたちで溢れ返っていた。

体感としては1万人弱くらいいたのだろうか。年齢も性別も人種も幅広く、思い思いに好きなシンガーや曲があるようで、ステージ上に登場したり演奏が始まったりする度に、会場内から大きな歓声が上がっていた。

初音ミク以外にも、鏡音リン・レン、巡音ルカ、MEIKO、KAITOなど、マジカルミライではお馴染みのメンバーに合わせて、ペンライトの色を変えてフリフリするのも、まるで日本にいるのかと錯覚するほど。

海外では演奏に合わせて全力で歌う観客が多いが、MIKU EXPOでもしかり。日本語歌詞で歌っている人などゴロゴロいて、「私よりボカロ曲知ってるわ」と関心したのと同時に、平和で愛に溢れた空間ですごく感動してしまった。

ワールドツアーのテーマソングである「Intergalactic Bound by Yunosuke & CircusP feat. Hatsune Miku」も含め、英語の曲もいくつか歌っていた。
(しかし、ボーカロイドの喋る英語のヒアリング難易度が高すぎる。私には5〜6割くらいしか聞き取れない。ましてや歌になったら多分3割くらい。英語学習人生で一番聞き取れないのがボーカロイドアクセントかもしれない。そしてその理由は、英語ネイティブではない人が調声しているからだと仮説を立てている。)

聴きたいなと思っていた曲がたくさん聴けて満足。いやぁ楽しかった。

VIPチケットについてきた特典。
ツアーグッズを買おうと思っていたけど、海外公演あるある「オペレーションがグダグダ」すぎて入手を諦めた。


マジカルミライではないが、ニコニコ超パーティー2015 VOCALOIDライブが大好きでよく聴いていたので備忘録として貼っておく。


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