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I've been kicked off
画面の向こうの相手に向かって、会議室から出てきた人が去り際に、聞こえよがしに言った。
この言葉、まぁよく聞く。
「いやいや、こちとらこの会議室予約してるし、時間過ぎてるのはあなたの問題でしょ。」
という言葉は表情に一切出さず、寧ろニコリと微笑み、Thank you.とつぶやく。すぐさま入室し、自分の会議に接続する。
I've got kicked off a meeting room
英語の受動態って、本当に便利な言い回しだ。
「自分がこうされた」「物事がそうなっている」などとうまい具合に、自分が責任を負っているわけではなく、さも第三者や事象そのものが原因であるかのように表現できる。
そのまま日本語に訳すと、「なんて無責任な」と印象になりがちだが、自分事にしすぎない捉え方に慣れると、だいぶ楽になる。
このマインドは適度に見習いたいとつくづく思う。