それは愛でも恋でもなく、渇望なのかもしれない
見上げるとキラキラと輝きながら
宙を待っているソレが
自分に降り注いくるのを
ぼんやりと見つめていた。
まるで
スローモーションのように見えていたソレは
いつのまにか自身の身体にまとわりつき
数グラムしかないこのキラキラたちが
凄くすごく重く感じて思わずよろける。
尻もちをつきながら
ふとステージに立つ彼らを見て
羨ましい
と思った。
全てがキラキラ輝いて見えたこの下からの景色
そちら側から見た時にどんな気持ちになるんだろうか
この楽しい時間がずっと続けばいいのに、と
切望した。
そして同時に
この楽しい時間を提供する立場を
渇望した、憧れた、カッコいいと思った。
あぁ、やっぱり私は、
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