兵庫県知事問題② 選挙の前に知らされるべき事
こんにちは。
11月17日投開票の兵庫県知事選。
メディアの動きや、事実の出てこなさに大きな違和感を感じておりました。違和感と反勢力については、こちらに記しております。
非公開の百条委員会
自死された県民局長の告発文書の内容についての百条委員会が10月24、25日に行われた。
百条委員会とは
「自治体の不正や疑惑を解明し、行政の透明性と信頼性を確保するため」に設置される。
今回の百条委員会は「知事選に影響が出ないよう」両日とも非公開となった。
先日、N党立花氏が非公開のはずの百条委員会での音声を一部入手し、公開した。
兵庫県議会側は、斎藤前知事が告発文書の「犯人探し」をした事について追求していたが、現在、皮肉にも県議会側が音声をリークした「犯人探し」をしている状況だという。
公務用のPCの中身という闇
この百条委員会でも、奥谷委員長により何度も遮られたとされる県民局長の「公務用PCの中身」問題。
「倫理的に問題のあるデータ」ということで、不倫の証拠となるデータと推測されていたが、それよりも格段に「スキャンダラス」な内容であるという話が出てきている。
その内容は、元人事局長であった県民局長と複数の県職員の女性のデータと言われている。(公式データではないので、これ以上の言及は避ける。しかしながら、今後、内容が明らかにされる可能性はある。)
これが、斎藤前知事の言う「公務員として良くないデータ」が指すものだと思われる。
そもそも、県民局長は斎藤前知事のパワハラ等について世に知らしめたいという意志があり、百条委員会は絶好の機会であるにも関わらず、百条委員会の前に自死をしてしまった。
奥谷委員長も述べていた様に、県民局長は百条委員会でPCデータの中身が白日の下に晒されるのを拒絶していた。
しかし、百条委員会の設置を推したのは、兵庫県議会側である。
そう考えると、県民局長も斎藤下ろしを目論む勢力に利用された被害者であると言える。
(公務用のPCに公開できないデータを保管する事自体は残念なことではあるが。)
懲りないメディアリンチ
斎藤前知事に関する一連のメディアの報道は、告発文書を発端に、パワハラ、「おねだり」の繰り返しであった。
パワハラに関しては
・アクリルボードに付箋を投げた
・机を叩いた
という二点は認められた。
「おねだり」に関しては、「おねだり」されたと言われた複数の関係団体が「おねだり」はなかった旨、HPに掲載した。
この様な状況にも関わらず、メディアは連日、不自然なほど、斎藤前知事を叩き続けた。
別件だが、少し前、SNSでのアンチコメントがきっかけになった自死が問題になったが、地上波メディアの叩き方はそれ以上のものだった。
当然、県民局長の死は痛ましい。
しかし、斎藤前知事こそ、メディアにより精神的に著しく追い詰められたことは想像に容易い。
県民局長の死を悼みながら、同時に根拠薄弱な斎藤知事叩きを繰り返したメディアに倫理観はあるのだろうか?
決定的な根拠もなく、連日、パワハラ、「おねだり」報道を繰り返したメディアは、選挙の前に公平な事実を報道すべきではないか?
民主主義の根幹とも言える選挙が、メディアによって奪われる様子をこれ以上見たくない。
斎藤知事の態度
とは言え、今までの報道の中で、斎藤前知事からの説明が十分かどうかには疑問が残る。
それ故に、視聴者やコメンテーターは大部分を憶測でしか捉えていない印象がある。
ただ、県民局長の真の懲戒処分の理由についてプライバシーと守秘義務の観点から言及することができず、あの様な態度になってしまったのかもしれない。
最後に、斎藤前知事の実績の一部がこちら。
(素朴に給与30%カットして、わざわざ「おねだり」するかな?と思いました。)
11月17日が投開票日
兵庫県民一員として、よく考えて一票を投じたいと思います。