手話奉仕員養成入門講座に行ってきた!
昨日、19:00から手話入門講座に参加してきました。
京都市がやっている、手話奉仕員養成事業のひとつで受講料無料です。
たぶん、全国の自治体で行われてると思います。
この入門講座、6月にもあったのですが、「手話奉仕員養成」という言葉にビビってしまい、申込みできなかったものです。
だって興味本位で手話をやってみようと思っただけで、聴覚障がい者のために活動したい!役に立ちたい!とかいう高貴な目標も目的もなかったので、そんなヤツが受けていいんだろうかと思っていたのです。
そんな時、近所のカルチャーセンターで、「手話検定4級5級対策講座」っていうのを見つけました。
手話にも検定試験があるのか、おもしろそう、ということで受講しまして、先日めでたく手話技能検定5級に合格いたしました。
とはいえ、5級の試験は手話の読み取り問題だけ。
自分で手話を使って表現するわけではなかったので、合格したからなんなんだよ、ぐらいのレベルです。
なんとなく消化不良な感じがしてたときに、10月に手話入門講座の募集がありましたので、思い切って応募することにしました。
なんか今は、手話に触れていたいんだ。
行ってみたら、受講を迷っていたのがアホだったと思えるくらい楽しかった。
思ってたより参加人数が多くて、最初はちょっとビビりましたが。
講師はみんなろう者なので、ナマの手話を見ることができる。
検定対策講座の先生は、コーダ(聴こえない親から生まれた聴こえる子ども)だったので、授業は基本音声で説明されていたのです。
声が出せるとなると、やはりそれに頼ってしまうので、ろう者の方と触れ合うのは初めてだったので、新鮮でした。
最初は手話通訳の方が通訳してくれるんですが、後半は年齢別に3つのグループに分かれて、音声なしの手話講義。
昨日は、全員の名前を、手話でどう表現するのかを教えていただきました。
私は自分の名前の手話くらいは知っていたけど、名前ってほんとにたくさんありますからね。
難しい字を使う名前の方の手話も説明されるんですが、音声ないからなかなか伝わらない。
みんな必死で先生の手の動きを見ていました。
まさしく、手話は「目で見る言語」なんだな~と体感できた瞬間でした。
私は50代以上のグループで、先生はなんと72歳!
でもむちゃくちゃ元気で、動きも大きく、表情豊か。
ちなみに11人兄弟の7番目(笑)だそうです。
手話は手の動きだけじゃなく、表情も使います。
そして相手の目を見ることも大事。
これって普通の会話でも必要だよな~。
あんな風に、表情豊かにコミュニケーションできるようになったらすてきだろうな~と思い、やっぱり手話を続けてみようと思いました。
手話友達も欲しいし!
来年の手話奉仕員養成講座には、絶対申し込もうと思っています。